猛暑に疲れたスタッフの救世主! 晩夏のハーブ園を彩るエキナセア
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猛暑に疲れたスタッフの救世主! 晩夏のハーブ園を彩るエキナセア

今年の夏は一段と暑かったですね。猛暑の園内と冷房が効いた事務所を行き来するスタッフに、いよいよ夏の疲れが出てきたのか、皆元気がありません。

そんな夏の疲れをリセットするのにオススメのハーブが、北米原産の「エキナセア」です。先住民族が熱病や歯痛などに利用していたので「インディアンのハーブ」と呼ばれています。免疫力を高める効果があり、エキナセアのハーブティーを飲むことで、風邪やインフルエンザを予防できるとか。180830 ill01.jpg

今年は収穫したエキナセアの全草をドライハーブにして保存しているので、細かく切ってレモングラスやレモンバーべナとブレンドし、お茶で楽しみます。 ※お茶で適度にいただく場合、副作用の心配はないとされていますが、キク科アレルギーの方や、妊娠・授乳中の方などは使用を避け、長期間の常用も控えた方がいいでしょう。

エキナセアは、キク科のマーガレットを大きくしたような花ですが、中心部分が大きく盛り上がり、まるでウニのようにトゲトゲした形です。花の色が紫、白、桃、黄、橙、赤、緑と、バラエティに富んでいるのも魅力の1つです。寄せ植えにしても可愛く仕上がります。180829 ekinasea (2).jpg

エキナセアは暑さや寒さに強く、日当たりと乾燥した場所が大好きなので、地植えの場合は、水はけを良くするために、土を少し高畝にして植えるといいですよ。

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7月のハーブ教室では、ピンクと白のエキナセア2株を寄せ植えに。

そういえば、乾燥させたエキナセアのぽっこり丸い花の中央部分ってハリネズミに似ているような......。ミーちゃんのおもちゃにどうかな? と、紐をつけて転がしてみましたが、全く相手にしてくれませんでした。冬のクリスマスリースで、松ぼっくりの代わりにでも使いましょう。

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エキナセアのおもちゃはあえなく無視されましたが、スタッフに甘えるミーちゃんはこんなです。

薬用ハーブ園では、7月下旬の猛暑の中、30人のボランティアさんと一緒にエキナセアを植えました。真夏の暑さに負けないで咲き続けるエキナアのおかげで、薬用ハーブ園は今日も色鮮やかです。

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作業の強い味方は水戸ならではの自家製梅サワードリンク。作業後、「ここに来て元気をもらうんだ」と言ってくれるボランティアさんに、いつも助けられています。

    【薬用ハーブ園式! 根の活着を良くする地植え方法】
  1. 古い根や葉を掃除して表土を平らにならしたら、株を置いて全体のバランスを確認
  2. 全体を明るく見せるには黄色の花を手前に、花色が土の色に似ている赤は後方に配置
  3. こぶし2個分の株間を取って植え穴を掘ったら、ジョウロで水を入れる
  4. ポットから苗を抜いて植え、最後にもう一度水をかける

    【エキナセア】 
  • 学名:エキナセア プルプレア(Echinacea purpurea)
  • 科名:キク科ムラサキバレンギク属
  • 原産地:北米
  • 特徴:9種類の品種があり、日本でよく栽培されるのはプルプレア(purpurea)、アングスティフォリア(angustifolia)、パリダ(pallida)など。新しい園芸品種も発表され、人気が高まっています。
  • 開花時期:6〜9月
  • 栽培のポイント:暑さ寒さに強く、丈夫でよく育ちます。日当たりと、やや肥よくな場所を好むので、肥料は切らさないようにします。3月に、片手で握れる大きさに株を分けて増やすと良いでしょう。180830 ekinasea.jpg

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この方にお話を伺いました

水戸 養命酒薬用ハーブ園(水戸市植物公園内) 西川 綾子園長 (にしかわ あやこ)

西川 綾子園長

水戸市植物公園園長。園芸家。筑波大学第二学群農林学類卒業後、民間企業を経て水戸市植物公園開園のために水戸市へ移住。NHK「趣味の園芸」講師や書籍の執筆なども行う。2009年第14回NHK関東甲信越地域放送文化賞を受賞。2014年公益社団法人日本植物園協会常務理事就任。2017年オープンの「水戸 養命酒薬用ハーブ園」では、約40 種類のハーブを栽培。園のシンボルツリーである薬木「キハダ」を囲むウッドデッキを中央に配置し、歴史を学べる薬草エリアと、五感で楽しむハーブガーデンエリアの2つのエリアを設けている。

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