秋は体調不良になりやすい?体質セルフチェックとタイプ別対策
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秋は体調不良になりやすい?体質セルフチェックとタイプ別対策

秋は、一年の中でも涼しく過ごしやすい季節です。一方で、夏にたまった疲れが一気に出るため、油断すると体調不良になってしまうことも。

特に出やすい症状が乾燥やかゆみ、だるさなど。この時期に体調が崩れやすい体質と生活習慣をチェックし、自分にあった対策を実践しましょう。

〔目次〕
体調不良の原因は? 秋の体調セルフチェック
今日から実践! タイプ別おすすめセルフケア

体調不良の原因は? 秋の体調セルフチェック

秋に体調不良になりやすい人は大きく2つのタイプに分けられます。まずはセルフチェックで自分のタイプを知りましょう。どちらかのチェック項目に2つ以上あてはまったら、タイプ別セルフケアの確認も忘れずに。

体の潤いが不足しているカサカサさんタイプ

カサカサさんのイメージ

☑口や喉、目が乾きやすい
☑肌が乾燥する、かゆみがある
☑よく咳が出たり、声が枯れたりする
☑便秘しがち
☑普段から保湿をしていない。もしくは、保湿クリームは冬にだけ使う
☑風邪をひきやすい

これらに2つ以上当てはまったら、カサカサさんタイプです。

秋に入ると涼しくなるため、夏と比べて水分をとる量が減少します。また、徐々に空気も乾燥してくるので、体の内も外も潤い不足に。喉の渇き、咳、肌の乾燥、便秘などが現れます。

更年期以降の女性に多く見られる症状ですが、男性も加齢と共に体の水分量が少なくなるため要注意。

カサカサさんタイプのセルフケア

秋バテを起こしているだる重さんタイプ

だる重さんのイメージ

☑いつもと同じ時間寝ているのに眠気がある
☑体がだるく、力が入らない
☑入浴はシャワーだけ
☑冷房の利いた部屋で過ごすことが多い
☑もともと胃腸が弱い
☑胃腸は丈夫なほうだが、暑い日は冷たい物をよくとる

2つ以上当てはまったら、だる重さんタイプ。

夏の胃腸疲れから体力が落ち、だるさや眠気を伴う「秋バテ」を起こしています。胃腸が弱い人に現れがちな症状ですが、胃腸が丈夫だからと夏の間に冷たい物をたくさん飲んだり食べたりした人・体を冷やし過ぎた人は要注意。夏に胃腸を酷使したつけが、涼しくなるこの時期にどっと出てきます。

だる重さんタイプのセルフケア

今日から実践! タイプ別おすすめセルフケア

カサカサさんタイプ・だる重さんタイプそれぞれのおすすめセルフケアをご紹介します。両方のタイプに当てはまる人は、どちらも実践するとよいでしょう。

カサカサさんのセルフケア

肌が潤っている女性

カサカサさんタイプの人は、体の中と外、両方から潤いをプラスしましょう。

旬の食材を普段の食事にとり入れる

秋に旬を迎える梨や柿、ぶどう、ぎんなん、れんこん、そして豆乳や豆腐、牛乳などの白い食材には体を潤す作用があります。積極的にとるようにしましょう。

※梨や柿は体を冷やすので、夜に食べる場合は少なめにして、温かいお茶などと一緒にいただきましょう。

れんこん、梨、柿の画像

咳がつらいときはかりんのはちみつ漬けがおすすめ。薄切りにしたかりんをはちみつに漬けておき、お湯に溶かして飲みましょう。かりんには咳止め、はちみつには粘膜を保護する作用があります。

かりんのはちみつ漬け

はちみつの詳しい効能については以下の記事もチェック。

お風呂上がりはしっかり保湿

お風呂上がりは保湿クリームやオイル、バームを全身にたっぷり塗り、肌の潤いを保ちましょう。本格的な乾燥シーズンの冬になる前から、対策を始めるのがおすすめ。

保湿効果のある精油で手作りしたオイルやバームを使うのも◎ 作り方は以下の記事をご覧ください。

ツボ押しで乾燥対策をする

乾燥による咳や皮膚のかゆみに効果的なツボ押しもおすすめ。保湿ケアをしながら痛気持ちいい程度の力加減で押しましょう。

尺沢と肩髃

〔尺沢(しゃくたく)〕
肘の内側の真ん中から少し親指側の筋の上。反対側の手で肘を包み込むようにして、親指で押しましょう。乾燥による咳が辛いときにおすすめです。
〔肩髃(けんぐう)〕
腕を真横に上げた時にできる肩のくぼみ。揉むように押しましょう。乾燥による皮膚のかゆみに効果的です。

だる重さんのセルフケア

リフレッシュしている男性

秋バテのだる重さんタイプは、食事と睡眠でエネルギーを補充しましょう。

胃腸の機能を高めるスパイスを取り入れる

健胃作用のあるスパイスを習慣的にとり入れ、胃腸の消化吸収機能を整えましょう。

市販のパウダータイプならいつもの料理に一振りするだけで手軽にとり入れられます。また冷たい物は控え、お腹を冷やさないように気をつけましょう。

おすすめのスパイスはクローブや胡椒、そしてシナモン。

クローブには胃腸を温め、消化不良を改善する効果があり、ホットワインや煮込み料理などと相性抜群。こしょうは消化機能の改善に効果的です。シナモンは胃腸の働きを助けてくれて、飲み物やお菓子とも相性◎

クローブ、胡椒、シナモンの画像

胃腸の機能を高めるクローブや胡椒、シナモンの詳しい効能については、以下の記事をご覧ください。

食事のときは胃腸に負担をかけない食べ方をする

きちんと空腹感を感じ、胃腸を休めながら食事をすることが大切。空腹感がない時は、いつもより軽い食事にしてみましょう。

家で過ごす時間が増え、活動量が減ったという人は特に注意。以前と同じ量の食事をとろうとすると、かえって胃腸に負担をかけてしまいます。

普段より睡眠時間を長めにとる

夏の胃腸疲れから体力が落ちている秋。たまった疲労が一気に出て、日中も眠くなりがちに。

朝から体のだるさや眠気を感じたら、1週間程度は我慢せずに普段より1時間早寝して、夏の疲れをリセットしましょう。

ぬるめのお湯で半身浴をする

秋口はシャワーで済ませがちですが、体や頭が重だるかったり、顔や足のむくみを感じたりする場合は、週に2回ほどでよいのでぬるめのお湯にゆっくり浸かりましょう。血行がよくなり、症状が緩和されます。

入浴のポイントについては以下の記事もチェック。

胃の調子を整えるツボを刺激する

胃の働きを調整し、消化吸収機能を整えるツボを2つご紹介します。

〔中脘(ちゅうかん)〕
みぞおちとヘソを結んだ線の中間点。満腹時を避けてやさしく押しましょう。
中脘
〔足三里(あしさんり)〕
膝のお皿の下の外側のくぼみから指4本分下。足先の方に向かって親指で押しましょう。
足三里

胃腸を整えるにはヨガもおすすめ。詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。

気温が落ち着いていて過ごしやすい秋。体調を整えて、秋の風情を思う存分楽しみましょう。

この方にお話を伺いました

東京女子医科大学東洋医学研究所所長・教授 木村 容子 (きむら ようこ)

木村 容子

医学博士。日本内科学会認定医・指導医・理事。著書は『太りやすく、痩せにくくなったら読む本~医師が教えるほんとうのダイエット~』(大和書房)など多数。

※この記事の情報は『養命酒だより2021年秋号(養命酒製造株式会社)』より参照しています。

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