寒い日は、「ハーブのお酒」とハーブたっぷりの料理で、自宅でポカポカ温活を。ハーブ料理コンシェルジュの小早川愛さんに、「ハーブのお酒」にあう料理を教えていただきました。
小早川さんおすすめのハーブのお酒の飲み方は以下をご覧ください。
夜のやすらぎハーブの恵みと!トマトと魚介のハーブたっぷり鍋
地中海沿岸の南フランスの定番料理・ブイヤベースをアレンジした「トマトと魚介のハーブたっぷり鍋」。ブイヤベースは、地元の魚貝類を香味野菜で煮込む、旨みたっぷりの寄せ鍋料理です。
実は、「夜のやすらぎハーブの恵み」に配合している15種類のハーブには、シナモン、ラベンダーなど地中海沿岸の料理に使われることが多いハーブも溶け込んでいるので相性が抜群◎
その中でもトケイソウ、カモミール、カルダモン、クローブは、もともと地中海沿岸の料理に使われていて、あとから日本に入ってきたハーブ&スパイスなんです。
仕上げにハーブ野菜のルッコラ、バジル、パクチーを添えることで、歯ざわりや地中海の香りもアップします。
- 〔材料〕4人分
- ■具材
- たらの切り身..........4~6切れ
- 海老.........................4~6尾
- あさり.....................100g
- 白菜.........................1/8個
- ねぎ.........................1/2本
- 人参.........................1/2本
- 赤パプリカ..............1/4個
- 黄パプリカ.............. 1/4個
- 豆腐.........................1丁
- 白滝.........................1/2袋(約100g)
- 白ぶなしめじ..........1パック
- ■スープ
- にんにく..................1片
- オリーブオイル.......適量
- トマト缶..................1缶
- 白ワイン..................150cc
- 水.............................1000ml
- 塩.............................適量
- 胡椒.........................適量
- ■ハーブ
- ルッコラ.................20g
- バジル.....................20g
- パクチー.................20g
- 〔作り方〕
- 具材を鍋に入れやすい大きさに切る。
- 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて炒め、トマト缶、白ワイン、水、塩、胡椒を入れて火にかける。
- 2が沸騰したら1を加えて蓋をする。
- 具材に火が通ったらハーブを入れてできあがり。
○アドバイス
・たらの切り身は鮭やお好みの魚に変えてもOK。
・〆はごはんを入れて魚介リゾットがおすすめ。ペンネとチーズを入れて魚介クリームパスタにしても美味しくいただけます。
生姜のお酒にあわせて!サムゲタン風手羽元煮込み
生姜、にんにく、長ねぎがたっぷりのサムゲタン風手羽煮込みに、ローズマリーなどの温めハーブが入った手足ポカポカレシピです。このレシピには、3つの生姜とローズマリーのほか、花椒やトウガラシをピリッと効かせた「生姜のお酒」をあわせて。
煮込みと同様、生姜やクコの実などの巡りのハーブを使った「生姜のお酒」で温活しましょう。
- 〔材料〕
- 鶏の手羽元..............6本
- 長ねぎ.....................1/2本
- 生姜.........................10g
- ニンニク..................1片
- ローズマリー..........1本
- クコの実.................6粒~10粒
- 鶏ガラスープの素...大さじ1
- 水.............................1000ml
- もち米.....................50g
- 塩.............................適量
- 胡椒.........................適量
- ごま油.....................適量
- 〔作り方〕
- 手羽元は骨付近に切り込みを入れる。長ねぎは斜め切り、生姜は皮つきのまま千切り、ニンニクはみじん切りにする。
- 鍋に1とローズマリー、クコの実、鶏ガラスープの素、水 を加えて中火で煮立てる。アクが出てきたらすくい取る。
- もち米を加えて、蓋をして弱火で35分間煮込む。
- ごま油と塩、胡椒で味を調え、食べる直前にローズマリーを取り出す。
○アドバイス
・もち米がない場合は、白米や玄米でも代用できます。
高麗人参酒とベストマッチ!温めスパイス「八角」風味の豚肉キムチ炒め
滋養と元気をサポートするお酒「高麗人参酒」に配合の『高麗人参』と『マカ』との相性に着目したアレンジレシピ「八角の豚キムチ」。
八角の豚キムチは血流を促進する八角、代謝をよくして体を温めるカプサイシンがたっぷり入ったキムチ、疲労回復に有効なビタミンB1が豊富に含まれる豚肉を使った滋養料理です。
「高麗人参酒」とあわせれば、高麗人参&キムチ、マカ&豚肉の相乗効果で血の巡りを改善して疲労を癒す、気力・体力ともにパワーアップの"THE薬膳"の食卓が完成します。
- 〔材料〕2人分
- 豚肉こま切れ..........200g
- キムチ.....................200g
- ニラ.........................1束
- 八角.........................1片
- ごま油.....................大さじ1
- みりん.....................大さじ1
- 豆板醤.....................小さじ1/4
- 黒胡椒.....................適量
- 〔作り方〕
- 豚肉は食べやすい大きさに切り、ニラは4cm程度に切ります。
- フライパンにごま油を熱し、八角を入れ、豚肉の色が変わる程度まで炒めたら、キムチとニラを加えてさっと炒めます。
- みりん、豆板醤を加えて、仕上げに黒胡椒で味を整えたらできあがり。
○アドバイス
・お子様向けにマイルドな味に仕上げたい場合、豆板醤と黒胡椒を減らして、みりんを多めにしてください。
・豆板醤を増やすと(小さじ1/2までが目安)、コクと発汗作用がアップします。
この方にお話を伺いました
ハーブ料理コンシェルジュ 小早川 愛 (こばやかわ あい)
老舗ハーブ農場「ポタジェガーデン」専属ハーブ料理コンシェルジュ。ハーブ料理の楽しさやハーブの効果・効能を伝授する。初のハーブレシピ本「作って、食べて、満たされて 私を幸せにするハーブレシピ」は、AmazonKindleで発売中。
東京都文京区在住、4児の母。