菜の花レシピで春の不調を改善!パスタや和え物などオススメ料理3選
NEW

菜の花レシピで春の不調を改善!パスタや和え物などオススメ料理3選

春は寒暖差が大きく、自律神経や免疫機能が乱れやすい季節。香りのある菜の花などのアブラナ科の野菜で気の巡りを促し、解毒機能をもつ「肝」(※)の働きをよくしましょう。

※五臓と季節の対応は「薬膳とは? いつもの食材でできる薬膳の基本」をご覧ください。

また、体の中の「陰陽」のバランスを整える卵も春にとりたい食材です。薬膳の知恵を取り入れて免疫機能を整え、春を元気に過ごしましょう。

菜の花と桜エビのオイル和え

菜の花と桜エビのオイル和え

菜の花と、体を温める桜エビに、殺菌作用のあるにんにくも加えた春の体に嬉しい和え物。菜の花に含まれるビタミンA(β-カロテン)などの脂溶性ビタミンは油と一緒にとると吸収がよくなります。桜エビを入れるので、カルシウムもとれる一品に。

そのまま食べても美味しいですが、ご飯やパンにのせたり、卵焼きの具材にしたりといったアレンジもおすすめです。

〔材料〕8食分(1食分72kcal/塩分0.5g)
菜の花........................................3束
桜エビ(※).............................36g
酒...............................................大さじ3
にんにく....................................中1片
塩...............................................小さじ1/2
オリーブオイル.........................大さじ2強

※桜エビがない場合は、雑魚で代用OK

〔作り方〕
菜の花はよく洗い、たっぷりのお湯で1/3~1/2束ずつ茹で、冷水に取る。にんにくはみじん切りにする。
鍋に桜エビと酒を入れて絡ませる。中火にかけて煎り、酒を蒸発させる。
ボウルににんにく、塩、オリーブオイルを入れて混ぜ、2.を加えてよく混ぜる。
1.の菜の花の水気を絞って長さを3等分にする。さらによく絞って3.に加え、よく混ぜる。

○アドバイス
・菜の花を茹で過ぎないことが美味しく仕上げるコツです。一度にたくさん湯の中に入れると湯の温度が下がり、茹で過ぎの原因になるので、何回かに分けて茹でましょう。
・冷蔵庫で4~5日保存可能です。保存する際は、煮沸消毒した容器に入れましょう。ラップに包んでから容器に入れるとより酸化しにくくなります。

菜の花と桜エビのオイル和えを使って! アレンジパスタ

菜の花と桜エビのパスタ

〔作り方〕2人分(1人分506kcal/塩分0.9g)
スパゲッティ............................160g
菜の花と桜エビのオイル和え...250g
酒...............................................大さじ1
バター........................................10g
オリーブオイル.........................大さじ1
塩...............................................少々
こしょう....................................少々
〔作り方〕
スパゲッティはたっぷりのお湯で好みの硬さにゆでる。
フライパンに「菜の花と桜エビのオイル和え」を入れ、酒を加えて火にかける。温めたら火を止め、1.の水気を切って加える。
バターとオリーブオイルを加えて絡ませ、全体をよく混ぜる。塩、こしょうで味を整える。

菜の花と新じゃがのスペイン風オムレツ

菜の花と新じゃがのスペイン風オムレツ

「肝」の機能を高める菜の花と、体の「陰陽」のバランスを整える卵、新じゃが、玉ねぎ、ハムで作るボリューム満点の一皿。冷めても美味しいのでお弁当に入れても◎

〔材料〕4人分(1人分208kcal/塩分0.8g)
新じゃがいも............................1個
菜の花.......................................50g
玉ねぎ.......................................100g
ハム...........................................70g
卵...............................................4個
塩...............................................小さじ1/2
牛乳...........................................大さじ2
オリーブオイル.........................大さじ2
酒...............................................大さじ1
黒こしょう................................少々
トマトケチャップ.....................適量
〔作り方〕
新じゃがいもは洗って茹で、皮をむいて1~2cm角に切る。菜の花は茎の硬い部分を1cmほど切り、長さを3等分にする。玉ねぎは薄切り、ハムは1.5cm角に切る。卵は割りほぐして塩と牛乳を加えて混ぜておく。
フライパンにオリーブオイル(大さじ1) を引き、玉ねぎを入れてしんなりするまで炒める。菜の花を加えて炒め、酒を振って蓋をし、30秒加熱する。
2.にハムと新じゃがいも、塩(分量外)、黒こしょうを加え、残りのオリーブオイルを全体に回す。1.の卵液を加えて具材とよく混ぜ、弱火にして蓋をする。30秒ほど加熱して底面をしっかり焼く。
上下を返し、中火で1分弱焼いたら中心を竹串などで刺し、卵液が上がってこなければ火を止めて完成。好みでトマトケチャップを添える。

春におすすめの薬膳レシピは以下もご覧ください。

この方にお話を伺いました

料理研究家、管理栄養士、国際中医薬膳管理師 植木 もも子 (うえき ももこ)

植木 もも子

中医学や雑穀などを取り入れた、 美味しいだけでなく、体によい料理が評判。『からだを整える薬膳スープ』(マイナビ)、『いちばんやさしいさかな料理の本』(日東書院)他著書多数。

※この記事の情報は全て、『養命酒だより2021年春号(養命酒製造株式会社)』より参照しています。

SHARE

   
    
北欧、暮らしの道具店
絵本ナビスタイル
Greensnap
水戸市植物公園
コロカル
HORTI(ホルティ) by GreenSnap
TOP