医師が教える花粉症対策!薬だけに頼らないハーブを使ったセルフケア
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医師が教える花粉症対策!薬だけに頼らないハーブを使ったセルフケア

病院にかかる、市販薬を飲むなどの治療をしている花粉症患者の満足度は約5割というデータがあります。

花粉症対策をしっかり行うためのポイントは、治療とセルフケアの両立。ライフスタイルに合わせて薬とハーブとを上手に使い分けることで、この季節のQOLを高めましょう。

また、シーズン前の対策や初期治療によって、症状の重症化はかなり抑えられると言います。自身のクリニックで花粉症治療を行う専門医の入谷医師に、花粉症の対策方法を伺いました。

ハーブを活用した花粉症のセルフケア

眠くなって仕事や運転等に支障が出る、のどが渇く、お酒の席があるなどの理由で、花粉症の薬が飲めない時には、免疫のバランスを整える作用があるハーブを活用して症状を緩和するのがおすすめです。

花粉症対策に有効なハーブ

・ネトル(西洋イラクサ)
ヒスタミンの放出を抑制して花粉症の症状を緩和する作用があります。ビタミンやミネラルも豊富なため、古くからアレルギー予防の目的に使用されてきました。

花粉が飛散し始める1〜2カ月前からネトルのハーブティーで免疫を整え、シーズン中は成分が凝縮されたサプリメント(カプセル剤)でとると効果的です。

ネトル(西洋イラクサ)の葉

鼻やのどをスッキリさせたいならネトルのハーブティー

ネトルのハーブティー

ネトル×ペパーミント、ネトル×タイム×セージをブレンドさせたハーブティーを飲むのがおすすめです。

・ペパーミント
ペパーミントに含まれるメントールが鼻の粘膜に有効に作用して花粉症の症状を緩和します。また、爽やかな香りで清涼感が得られるでしょう。

ペパーミントの葉

鼻やのどのムズムズをとりたいときはペパーミントの精油

ペパーミントの精油を薄めた物をマスクの外側に1滴塗布します。メントールの成分が鼻やのどのムズムズを楽にしてくれます。

・タイム、セージ
抗菌力が強いハーブです。ドイツでは小児の呼吸器疾患にタイムのハーブティーを処方しています。

タイムとセージの葉

目のかゆみにはセージやタイムの精油

温まると血行がよくなりかゆみが増すので、冷やすことがおすすめです。冷やしたおしぼりにセージやタイムなど清涼感のある精油を滴らしてもよいでしょう。

シーズン前の対策と初期治療で花粉症の重症化を抑える

疲れや不規則な生活で免疫機能が乱れていると、花粉症の症状が現れやすくなるため、シーズン前から十分な睡眠やバランスのとれた食生活で免疫を整えておくことが大切です。その際にも、免疫のバランスを整える作用のあるハーブは活用できます。

また、花粉を浴び続けてアレルギー反応を繰り返すうちに、鼻の粘膜の炎症が激しくなって花粉症の症状が悪化してしまいます。しかも一度炎症を起こすと、ほこりや細菌などにも敏感になり、さらに症状が悪化することも。

薬を持つ女性の手

花粉症に我慢は禁物。少しでも症状が出たらすぐ医薬品をのむなどの治療や、セルフケアでの対策を早めに行いましょう。

ひょっとして花粉症? 症状セルフチェックリスト

日本の人口の約30%が花粉症の有病者とも言われており、春や秋が近づくと「あれ、ひょっとして?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。くしゃみや鼻水など、風邪と判断のつきにくい花粉症。「花粉症かな?」と思ったら、次のチェックをしてみましょう。

花粉症のチェックリスト

99%花粉をカットできる「インナーマスク」

今や国民の約30%が花粉症の有病者であるという統計が出ており、国を挙げて花粉症対策に乗り出しています。

環境省では、普通のマスクの内側に当てると99%花粉をカットできるという、ガーゼやコットンで作った「インナーマスク」の作り方も紹介しています。

インナーマスクの作り方について、詳しくは(環境省)P23をご覧ください。

その他にも、農林水産省と厚生労働省では10年ほど前からスギ花粉症を根治させることを目的とした「花粉症緩和米」の開発を進めています。

この方にお話を伺いました

いりたに内科クリニック院長 入谷 栄一 (いりたに えいいち)

入谷 栄一

呼吸器専門医、アレルギー内科専門医、がん治療認定医、総合内科専門医。東京女子医科大学第一内科、日扇会第一病院などを経て、現職。長年の在宅診療の経験より、内科系にとどまらないオールマイティーな診療を実践する他、雑誌やテレビなどメディアでも活躍。NPO法人メディカルハーブ協会理事も務める。

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