ヤクモソウこぼれ話
ヤクモソウの名の由来は、婦人の病気に優れた効力があるからとされています。欧米でも、Mother wort(母の草)と呼んでいます。古書に「ヤクモソウを久しく服すれば子をもうけしめる」と記載されているように、子宝の薬草としても利用されてきました。ヤクモソウはメハジキの地上部のことで、茎をまぶたに挟んで遠くに飛ばす「目弾き」遊びから名付けられました。学名の「Leonurus」は、ギリシャ語の「ライオンの尾」が由来です。長い花穂がライオンの尾に見えるためと伝えられています。
西洋でも、古くはローマ時代からヤクモソウの仲間は重要な薬でした。心臓によいハーブとされ、「心臓の暗い気を取り去り、楽しく快活で陽気にするためにはこれ以上優れたハーブはない」と、ハーブ療法の古書にも記載されています。