シンデレラ体重で本当に素敵になれる? 理想の体重と体型の考え方
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シンデレラ体重で本当に素敵になれる? 理想の体重と体型の考え方

健康診断などで用いられる体格指数(BMI)は「体重(kg)÷身長(m)×身長(m)」で求め、18.5~25が普通体重とされています。160㎝なら47.36~64㎏、ずいぶん幅がありますよね。それもそのはず、体格指数は年齢、性別、骨格などを何も考慮していない数字なので、がっしり型の若い男性と高齢の華奢な女性が同じ身長なら同じ、でいいわけがありません。脂肪に比べて骨や筋肉は重いので、体格指数が25でも引き締まった人もいれば、18.5でもお腹などはぽっちゃりしている人もいます。

日本人女性、特に若い人では4人に1人がやせ過ぎレベルにあり、将来の骨粗鬆症が心配されています。また、やせ過ぎの女性が妊娠した場合赤ちゃんの体重も少なめになることが多く、そういう子どもでは低栄養に対応して節約型になるよう遺伝子レベルの変化が起き、将来糖尿病や高脂血症を発症しやすくなると報告されています。

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ところで、エステサロンが言い出しっぺと言われるシンデレラ体重とは「身長(m)×身長(m)×20×0.9」だそうです。20×0.9ですから体格指数では18.0、160㎝なら46.08㎏でかなりやせ過ぎ。健康面はともかくとしても、見た目が素敵でなければシンデレラとは言えないですよね。やせ過ぎていると華奢な人では貧相に、骨格のしっかりした人ではゴツゴツした印象になりかねません。また、年齢とともに筋肉や皮膚の張りが落ちて頬や顎、下腹などが重力で垂れ下がってくるので、体重が減ると体型が悪くなるだけでなくやつれて見えてしまいます。

体重より体型が大事。見た目が素敵で体調が良ければ体重は何kgでもいいと思いませんか。自分に似合う体型の判断は自分でしましょう。エステサロンや芸能界の基準なんて大きなお世話です。ファッションの世界でもパリコレなどでは体格指数18.5未満のやせ過ぎのモデルを採用しないという流れが出てきましたが、既製服のサイズなどももっと健康的な美しさを反映したものになってほしいですね。

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この方にお話を伺いました

緑蔭診療所・医師 橋口 玲子 (はしぐち れいこ)

橋口 玲子

1954年鹿児島県生まれ。東邦大学医学部卒。東邦大学医学部客員講師、および薬学部非常勤講師、国際協力事業団専門家を経て、1994年より緑蔭診療所で現代医学と漢方を併用した診療を実施。循環器専門医、小児科専門医、認定内科医、医学博士。高血圧、脂質異常症、メンタルヘルス不調などの診療とともに、ハーブティやアロマセラピーを用いたセルフケアの指導および講演、執筆活動も行う。『医師が教えるアロマ&ハーブセラピー』(マイナビ)、『専門医が教える体にやさしいハーブ生活 』(幻冬舎)、『世界一やさしい! 野菜薬膳食材事典』(マイナビ)などの著書、監修書がある。

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