ナズナ(ペンペングサ)は、圃場の空き地で見つけました。
ゴギョウ(ハハコグサ)は、グリーンベルトの芝生の片隅で。
ハコベは、圃場のあちこちで。
ホトケノザ(コオニタビラコ)は、見つからず。
仲間の、オニタビラコは、グリーンベルトの芝生の片隅にありました。
でも、きっと食べられません。
ちなみに、セリ科のホトケノザは七草じゃありませんので、
もちろん食べません。あしからず。
スズナ(カブ)とスズシロ(大根)は、野菜なので、野山にはありませんね。
子供の時は、冬、正月の頃なんて、草はみんな枯れているものと
思い込んでいましたが、七草はほとんどが雑草で、
たくましく冬越ししていることを知りました。
七草粥を食べて、正月気分も抜けたところで、
緑化チームも今日から、元気に森林整備が始まりました。
林縁部は今年の1~3月にやりましたので、今期は、森の中を
重点的にやりますよ。
現状では、樹高が25m程もあるアカマツに15~20m程度のヒノキが混じった
林になっています。下層には、カバノキ科のミズメやサクラ類、カエデ類などの
広葉樹が多く生育しています。
今回、アカマツを抜き切りして、将来的にヒノキと広葉樹が混じった森林へ
誘導します。
ヒノキの常緑と広葉樹の新緑、紅葉、山桜の花などがモザイク状になった、
色彩豊かな森になる予定です。
まず伐採前の作業として、立木の調査をしました。
直径4cm以上のすべての樹木を対象に、ナンバーを付けて、樹種を同定し、
直径と樹高を測定して記録しました。
これが、木の直径を測る「輪尺(りんじゃく)」という器具です。
目盛は2cm単位になっていて、胸の高さで測ります(「胸高直径」といいます)。
樹高は目測で測ります。
この場所では、足かけ2年で、1000本以上を調査しました。
その後、伐採予定の木にピンクのテープを巻き付けました。
後は、安全対策のロープや注意看板を付けたら、年明けから伐採作業が
始まります。どんな森に生まれ変わるか楽しみですね。
作業の様子も、アップしたいと思いますので、
2014年もお楽しみに。
お勧めポイントは、縄文住居周辺です。
時間は光の加減で、昼休み前後がきれいですよ。
紅葉が楽しめるのは、11月中旬頃まででしょうか?
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健康の森の林内では、山桜(カスミザクラ)が紅葉しています。
毎年、山桜は一番早く紅葉して、落葉します。
例年では、健康の森の紅葉の見頃は、11月初旬です。
林内では、ナツハゼ(ツツジ科)の実が熟していました。
学生の時、研究室の先生がナツハゼのジャムを作って下さって、
とても美味しくいただいた記憶がありましたので、森林整備でも積極的に
刈り残して育成しています。最近では、株もかなり増えてきました。
野生ブルーベリーといったところでしょうか。
これは、「ウワミズザクラ」です。
5月に、試験管洗い用のタワシの様な形で、白い花を咲かせていました。
健康の森では、ごく普通に見られるサクラの仲間ですが、
今年は特に実の付きが良くて、遠くからでも赤い実が気になります。
実は熟すと黒くなります。
健康の森に限らず、野山で見かけるウワミズザクラはどれも
実の付きが良いようで、なぜだかわかりませんが、
今年は当たり年、ということみたいです。
まだまだ、暑さが続きます。
夏の暑さで弱った胃腸には、養命酒がお勧めです。
みなさま、お体ご自愛くださいませ。
これは「ウダイカンバ」です。カバノキ科カバノキ属で、シラカバの仲間です。
今後、アカマツ林を広葉樹林へ転換していく中で、是非、活かしていきたい木です。
今は、「オミナエシ」、「キキョウ」、「カワラナデシコ」が見頃です。
適度に、雑草を刈ってあげることで、自然な感じに仕上がってきました。
さらに、自然に生えた「ヤマオダマキ」、「ノアザミ」、「オカトラノオ」、
「ヤマホタルブクロ」、「ノコンギク」、「ノダケ」などが混成して、
賑やかになってきました。
野草が咲く草原は、日本人の心の原風景でもあるので、癒されるのかもしれませんね。
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今週は支障木伐採やら、駐車場周りの草刈など炎天下での作業が続き、
そんな時は本当に、川に飛び込みたくなります。
実際のところ、頭がクラクラして、川の水でタオルを絞って
クールダウンという場面もありました。
暑い夏はまだまだ始まったばかり、皆さまにおかれましては、
熱中症対策を十分していただきまして、お体ご自愛くださいませ。
ここ健康の森では、涼しい木陰と清流を吹きぬける爽やかな風、
そして、冷えたスイーツで皆様のご来場をお待ちしております。
その構成要素は、メインに「バッコヤナギ」と「ヤマアジサイ」。
その他に「ヒノキ」、「カンスゲ」、「ホトトギス」、
「アキノキリンソウ」、「コケ」などが確認できました。
上手いものだなあ、と関心して眺めています。
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