美容成分を丸ごと食べる!生薬でおなじみ「ハトムギ」のおいしい活用法
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美容成分を丸ごと食べる!生薬でおなじみ「ハトムギ」のおいしい活用法

化粧水やお茶、お酒などに幅広く活用されているハトムギ。江戸時代から薬用植物として知られ、最近の研究では病気に対する予防改善効果も期待されています。家庭料理での活用法などハトムギのお役立ち情報を伝えます。

〔目次〕
ハトムギはどんな植物?
ハトムギの作用や使い方は?

ハトムギはどんな植物?

田んぼで栽培されるイネ科の植物

田んぼで栽培されるイネ科の植物

ハトムギは熱帯アジア原産のイネ科の植物。湿度に強く畑でも田んぼでも栽培が可能で、主に北陸や東北などで生産されています。鳩が好むことから「鳩麦」と名付けられたとも。精白した状態のもの、焙煎したもの、粉末とさまざまな形で活用されています。

生薬「ヨクイニン」の原料

ハトムギは薬用として日本に持ち込まれたといわれています。種子を脱穀し乾燥させたのが生薬「ヨクイニン」です。痛みやしびれを緩和する働きがあることから、解熱、鎮痛、消炎薬として、関節炎やリウマチなどに用いられる漢方薬に配合されています。

また最近の研究から、生活習慣病の予防、抗アレルギー、アトピー性皮膚炎改善といった効果も期待されています。

ハトムギの作用や使い方は?

江戸時代から知られていた美容効果

ハトムギ

ドラッグストアに行くと、ハトムギ入りの化粧品を多く見かけます。実は江戸時代に貝原益軒(かいばら えきけん)が記した医薬書「大和本草(やまとほんぞう)」にも、すでにハトムギには美白やイボ取りなど、主に美容効果があると紹介されていました。当時から民間療法として広く活用されていたことがわかります。

このほかハトムギには利尿作用があり、むくみ改善やデトックス効果も期待。タンパク質や必須アミノ酸、食物繊維など栄養が豊富なことからスーパーフードとしても注目されています。

ハトムギごはんやトッピングにしてハトムギを活用

ハトムギごはんやトッピングがおすすめ

乾燥させて煎ったものを飲む「ハトムギ茶」はもちろん、実は食卓でも活躍するハトムギ。ゆでるともちもちの食感になるので、サラダやスープの具材にして食感を楽しんでもよし、お米と一緒に炊いて「ハトムギごはん」にしてもよし。パウダー状にしたハトムギの粉末を牛乳や豆乳などの飲み物やヨーグルトなどに混ぜると、おいしく栄養がとれます。

〔ハトムギの下処理〕

ハトムギの下処理

ハトムギは水が濁らなくなるまで洗い、たっぷりの水に一晩浸水してから、柔らかくなるまでゆでましょう。多めにゆでておき、残ったものはファスナー付きの保存袋に入れて冷凍保存すると便利です。使う時には熱湯をかけて解凍しましょう。

〔下ごしらえ〕ハトムギをゆでる
米をとぐように、にごりがなくなるまで3回ほど水を換えながらハトムギを洗う。
洗ったハトムギは、たっぷりの水に浸けて一晩おく。夏場は冷蔵庫で保存する。
浸水させたハトムギをざるにあげ、たっぷりの水とともに鍋に入れ、中火で約20分間ゆでる。
ハトムギが柔らかくなったらざるにあげ、さっと水洗いをして水気を切る。

※出典:元気通信(https://www.yomeishu.co.jp/genkigenki/recipe/160530/index.html

ハトムギはネット通販などで手軽に購入できるのも魅力。古くから伝わる美容と健康パワーをおいしくチャージしたいですね。

※妊娠中の方のヨクイニンの内服、ハトムギの栄養補助食品の摂取については医師に相談しましょう。

この方にお話を伺いました

養命酒製造株式会社商品開発センター 丸山 徹也 (まるやま てつや)

丸山 徹也

1958年長野県生まれ。1981年静岡薬科大学薬学部卒業後、養命酒製造株式会社入社。中央研究所研究部長、商品開発センター長を歴任。薬剤師。

※記事内の情報は『養命酒だより2022春号(養命酒製造株式会社)』より参照しています。

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