独特のもちもちとした食感と、ワカメやシソの風味が楽しめるハトムギ入りのおむすびです。ハトムギは美容に役立つといわれます。ワカメは身体にこもった熱と余分な水分を排出し、シソは気の巡りをよくして食欲を増進させてくれます。たまにはこんなひと手間かけたおむすびはいかがですか?
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ハトムギをゆでる
1.米をとぐように、にごりがなくなるまで3回ほど水を換えながらハトムギを洗う。 |
2.洗ったハトムギは、たっぷりの水に浸けて一晩おく。夏場は冷蔵庫で保存する。 |
3.浸水させたハトムギをざるにあげ、3カップの水とともに鍋に入れ、中火で約20分間ゆでる。 |
4.ハトムギが柔らかくなったらざるにあげ、さっと水洗いをして水気を切る。 |
5.粗熱がとれたら、おむすびに必要な50gだけとり、残りはファスナー付きの保存袋に入れて冷凍保存する。(*ハトムギは多めにゆでておき、残りは使うときに熱湯をかけて解凍すると便利です) |
1.といだ米にゆでたハトムギを加え、2合の目盛りまで水を注ぎ、電気釜などで炊く。 | |
2.シソは軸を切り落とし、くるりと巻いて千切りにしたら、さっと水にさらす。 | |
3.ボウルに(2)と塩小さじ1/2を入れてもみ込み、水分が出てきたらよく絞る。 | |
4.炊き上がったら、バットに(1)を移し、乾燥ワカメを手で細かくしたものと、(3)をほぐしながら加え、しゃもじでさっくり混ぜ合わせる。 | |
5.ごはんを8等分にし、手水用の塩水(塩小さじ1/2+水大さじ2)で手を濡らして好みの形のおむすびを作れば完成。 |
国際薬膳師・調理師。身近な食材を使ったカジュアルな薬膳を雑誌やウェブなどで提案している。著書『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)に続き、2013年3月末にマイナビより『心とからだを元気にする養生の知恵、女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子(著)・邱紅梅(中医学監修)を上梓。 |