消化不良の改善におすすめ!ジュニパーベリーの効果・効能
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消化不良の改善におすすめ!ジュニパーベリーの効果・効能

「ジュニパーベリー」は、一見ブルーベリーのように見えますが、実は針葉樹「セイヨウネズ」の果実です。

森林のような爽やかな香りと、すっきりした風味が特徴で、西欧の蒸留酒であるジンの香りづけに古くから使われています。

ジュニパーベリーには、血糖値を下げる作用や利尿作用があるといわれています。胃のむかつきなど、消化不良の改善にも効果的なハーブなので、ぜひ日常生活に取り入れてみましょう。

ジュニパーベリーとジンの歴史

今ではカクテルのベースとして親しまれているジンですが、元々は12世紀、ジュニパーベリーとブドウ酒を混ぜ合わせたものから強壮剤を蒸留するレシピが生まれたことに始まります。14世紀には、ジュニパーベリー入りのブドウ酒や蒸留酒は医師の常備薬、医薬品として扱われていました。

当時は利尿・解熱・健胃薬として薬局で販売されていましたが、その薬効とは別に味や香りがよいということで、嗜好品としての評価は高かったようです。

ジンはイギリスで爆発的に広まり、ビールと同じくらい売れるようになりました。

ジェニパーベリーとジン

ジュニパーベリーの効果・効能

ジュニパーベリーの効果・効能には、殺菌、利尿、消化促進、消炎作用があります。ハーブティーにすると、主に消化不良(胃のむかつき)の改善が期待できます。

薬用としては、膀胱炎や尿道炎、腎炎、リウマチ、痛風、関節炎、ガス、消化機能不全など、広範囲の疾患に使用されています。

また、ジュニパーベリーには、血糖値を下げる作用があると考えられています。そのため、血糖降下薬の投与中にジュニパーベリーを摂取すると、血糖値が下がりすぎてしまう恐れがあるので注意しましょう。

※ジュニパーベリーの長期、大量服用は避けましょう。
※妊娠・授乳期の方、腎臓疾患の方は使用しないでください。

ジュニパーベリーの活用法

ジュニパーベリーは、その香りのよさからヨーロッパの家庭では、お酒だけでなくハーブティーや料理など、幅広く活用されています。

ドイツでは料理の臭みけしもかねて、ジュニパーベリーをハムやパテ、また肉料理に使用したり、ザワークラウトやピクルスに入れたりといった使い方が親しまれているようです。

ハーブティーの味が苦手であれば、ジュニパーベリーの精油をバスソルトやバスオイルにブレンドして使いましょう。巡り+温め作用に優れているので、冷えからくるむくみの緩和や筋肉の疲れなども和らげてくれます。

※記事内の情報は全て、「養命酒だより2018春号」より参照しています。

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