みかんの皮が隠し味!いつもの具に陳皮を加えたアレンジ餃子レシピ
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みかんの皮が隠し味!いつもの具に陳皮を加えたアレンジ餃子レシピ

料理家として活躍する副島モウさんに、ハーブやスパイスの個性を楽しむレシピを教えていただく連載第7回。今回はいつもの餃子に柑橘系の陳皮の香りをプラスした、胃腸にうれしいレシピをご紹介します。

捨てるのはもったいない!? みかんの皮(陳皮)が持つ効果効能

こたつにみかんのある風景は日本の風物詩と言えるほど、みかんは身近で馴染みのある果物です。日本で広く出回っているのは、ウンシュウミカンという品種で、蜜のように甘い柑橘であることから、漢字では「温州蜜柑」と書きます。

みかんの果実はビタミンCやクエン酸が豊富で、昔から風邪予防によい果物として知られていますが、薬効を期待する場合は皮を用います。漢方では、陳皮(チンピ)という生薬として重宝されてきました。気の巡りをよくする効果や、胃の働きを活発にして食欲不振を解消する働きが期待できます。また、咳止めや痰を切る作用があるので、呼吸系疾患の治療にも用いられます。

陳皮

陳皮は、柑橘系のさわやかな香りとやや苦みのある味が特徴で、七味唐辛子の原料として使われるほか、カレーや鍋の隠し味としても活躍。リモネンなどの精油成分を多く含み、気持ちを明るく、前向きにしてくれるリフレッシュ効果が期待できます。

爽やかな香りがアクセント! 陳皮入り焼き餃子

家族や友人が集まったら、みんなでワイワイ、餃子を作って食べるのも楽しいですね。定番の豚挽き肉、ニラ、キャベツの具材に、陳皮の爽やかな香りと苦みを加えましょう。柑橘系の香りが胃の働きをよくして、食欲をそそります。

陳皮には血流をアップさせる働きがあるので、冷え症などにも効果的。たくさん作って冷凍し、水餃子にしてもいいですね。

陳皮餃子

〔材料〕
ニラ.......................................1束
キャベツ...............................1/4個
豚ひき肉(1度挽き)...........400g
塩.........................................小さじ1/2
こしょう...............................適量
にんにく..............................1片
陳皮.....................................大さじ2
餃子の皮..............................40枚
サラダ油..............................適量
小麦粉..................................10g
熱湯.....................................200cc
ごま油...............................大さじ1
■タレ
酢.....................................適宜
しょうゆ...............................適宜
ラー油.................................適宜

〔作り方〕

  1. ニラは小口切り、キャベツはみじん切りにして軽く塩(分量外)を振り、しんなりするまでボウルに入れておく。
  2. 別のボウルにひき肉、水気を絞った1.と塩、こしょう、すりおろしたにんにく、細かく刻んだ陳皮、を入れてよく混ぜ合わせる。
  3. 皮に2.を入れて包む。フライパンにサラダ油を入れて弱火で熱し、餃子を並べて入れる。
  4. 餃子がきつね色になるまで焼き色がついたら、熱湯に小麦粉を溶かした液を一気に入れて蓋をし、7分蒸し焼きにする。
    ※熱湯が冷めないよう、餃子に焼き色がつく直前に小麦粉と熱湯を混ぜ合わせるようにしましょう。フライパンの温度を下げずに水分を入れることでパリッと仕上がります。
  5. 最後にごま油を回しかけ、水分を飛ばす。
  6. 酢、しょうゆ、ラー油で好みのタレをつくっていただく。

◯アドバイス
・陳皮は固くて口に残りやすいため、できるだけ細かく刻むのがポイント。
刻まれた陳皮
・みかんの皮を良く洗い、カラカラに乾くまで天日干しすれば自家製陳皮が作れます。残留農薬が心配な場合は、一度湯通ししてから乾かしましょう。
・陳皮が余ったら、ガーゼや布巾に包んでお風呂に浮かべ、陳皮風呂にしてみましょう。巡りがよくなりぽかぽかと温まるほか、リモネンによるリラックス効果も期待できます。

この方にお話を伺いました

副島モウ (そえじま もう)

副島モウ

エコール辻フランス・イタリア料理カレッジに入学。TOULOUSE Les Jardin de l’Operaにて修行。帰国後、GRAND HYATT TOKYO、BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYOを経て料理研究家パトリスジュリアン師に師事。レシピ開発、料理教室(L’atelier nuage)、フードコーディネーション、RENDEZ-VOUS DES AMIS(鎌倉小町)オーナーシェフとその活動は多岐にわたる。

※この記事は、2017年5月より養命酒製造(株)と茨城県水戸市が、水戸市・中川学園調理技術専門学校の協力を得て行っている「ハーブと水戸市産農作物を活かした教育カリキュラム」より記事化しています。学生たちに地元のハーブや農産物の知識・活用法を学んでもらい、地域に根差した未来の「ハーブ料理人」の育成につなげ、「人」の育成を通じた地域貢献に取り組んでいます。

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