喉の痛みの緩和にも!「夜明けのハーブ」ブルーマロウの効能や楽しみ方
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喉の痛みの緩和にも!「夜明けのハーブ」ブルーマロウの効能や楽しみ方

5月から8月にかけて赤紫色の花を咲かせる、ブルーマロウ。水出し後の色鮮やかさは、乾燥した青紫色の花の色素だけがそのまま水に写し出されているかのように見えます。

そんなブルーマロウのハーブティーに乳酸菌飲料やレモン果汁などの酸を加えると、ピンク色に様変わり。朝焼けを思わせるドラマチックな色の変化で「夜明けのハーブ」とたとえられています。和名のウスベニアオイもぴったりの表現で素敵です。

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色の変化する様子がわかる動画はこちらから。

粘膜を保護してのどの痛みを緩和!
ブルーマロウの効能

ブルーマロウには、粘膜を保護する働きがあり、のどの痛みや胃腸の炎症などを緩和するのに役立ちます。

口内炎ができたときは、ブルーマロウのハーブティーで口内をゆすぐのがおすすめ。何度も洗浄するとブルーマロウに含まれる粘液成分が口内炎の表面にうっすらと膜を張って、ピリピリした痛みが和らぎます。気管支炎やのどの痛みには、ハーブティーでのうがいが効果的です。

また、粘液質は肌の保湿や保護に役立ちます。皮膚トラブルの際には湿布やパックとして活用されることもあり、肌の調子を整える効果も期待できるハーブです。

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デスク作業や読書のお供に
ブルーマロウティー

サプライズティーとも呼ばれるブルーマロウのハーブティー。青色色素のアントシアニンがこのような色のマジックを起こす張本人です。ブルーベリーにも含まれているアントシアニンは一般的に目によいとされているので、ブルーマロウも例外ではありません。

パソコン作業や活字の見すぎで眼精疲労になったときにはデスクの隣にブルーマロウティーを。ドライハーブにお湯を注ぐだけですが、濃く出る色の割には味も香りもさほど強くないので、気分の切り替えなどで仕事を中断させることのないハーブティーでもあります。

じっくり水出しして♪
ブルーマロウのアイスティー

青紫色のアイスティーで夏を先取りしましょう。乾燥した花でじっくり水出しすれば、鮮やかな色彩が長く楽しめます。無色のアルコールの色づけにもgood。
※色の変化は水出しやお湯出しの時間や温度で異なることがあります。

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製氷皿のなかにブルーマロウのハーブティーを注ぎ、冷凍庫で凍らせれば、きれいな青紫色の氷ができます。製氷皿に直接ハーブを入れると、花びらの姿も楽しめますよ。

おもてなしのサプライズに大活躍してくれそうですね。

色が変わる不思議!
ブルーマロウのハーブティーで実験

ブルーマロウのハーブティーに、それぞれレモンと重曹を加えてみました!

酸性のレモンを加えるとピンク色、弱アルカリ性の重曹を加えると青色に変化する様子がわかりますね♪

※記事内の情報は全て、『こころとからだに薬用ハーブの贈り物Birthday Herb(水戸 養命酒薬用ハーブ園編)』より参照しています。


水戸 養命酒薬用ハーブ園 編

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