風邪予防&改善に!医師がすすめるハーブティーブレンドと養生スープ
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風邪予防&改善に!医師がすすめるハーブティーブレンドと養生スープ

新型コロナウイルス感染症が猛威をふるう冬、喉がイガイガするとか寒気がするくらいではすぐに病院に行くわけにもいきません。

そもそもインフルエンザ以外、風邪ウイルスには特効薬はないので、慌てずに、まずは自分の免疫系を活発にするのに役立つセルフケアを始めましょう。

風邪をひいたら、まずは自宅で安静に

風邪をひいたとき、もっとも大切なのは「安静」です。いきなり総合感冒薬やドリンク剤を買いに薬局に走ったりせず、自宅で静かに過ごしましょう。

次に、体を温めて十分な水分補給を。自宅にある食材で温かく消化の良い食事を作って軽めに食べ、温かい飲み物をたっぷり飲むとよいでしょう。

※症状が改善しない場合や、激しい咳や喉の痛みなどの症状が続く場合は、別の疾患や合併症が疑われるので医療機関を受診してください。

風邪のセルフケアに役立つハーブティーブレンド

ハーブティーブレンド

ハーブティーは、風邪をひいたときだけでなく、普段の風邪予防や冷え対策としても役立ちます。それぞれ単独でも効果があり美味しいですが、特におすすめのブレンドを紹介します。

ジャーマンカモミール+エルダーフラワー

抗炎症・保温効果が高く、喉の痛みや咳にも良いブレンド。甘みがあるので子ども受けも◎

ミルクティーにするときは、小鍋で牛乳を温めて沸騰する直前に火を止め、ドライハーブを入れて蓋をし、3~4分置いてから濾します。

リンデン+ペパーミント

頭が重いときや、鼻づまり・吐き気を伴う風邪のひき始めに。風邪をひくと口唇ヘルペスができやすい人はレモンバームも足すと抗ウイルス効果が高まります。

スパイスティー

スパイスティー

紅茶に体を温めるシナモンや生姜を加えたスパイスティー。

温めたカップに薄くスライスした生姜1枚を入れて熱い紅茶を注ぎ、シナモンパウダーを振るだけです。お好みで蜂蜜や黒糖で甘みをつけても。

なお、コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインは毛細血管を収縮させて手足が冷たくなります。風邪のひき始めは避けるようにしましょう。

※紅茶にもカフェインが含まれますが、体を温めるスパイスを加えて飲むならOK!

いずれのハーブティーも普段の風邪予防なら1日1~2杯が適量。風邪をひいたときはたっぷり4~5杯飲んでください。

風邪をひいたときの養生メニュー!中華風鶏スープ

中華風鶏スープ

風邪をひいたとき、精をつけようと焼き肉などの消化に時間のかかるものを食べると、消化吸収にエネルギーを取られてしまい免疫系の足を引っ張ります。

脂身の少ない鶏肉や卵、白身魚、豆腐などと、抗炎症効果や体を温める効果のあるネギ、生姜、ニンニクなどの野菜を使った鍋やうどんがおすすめです。

我が家の定番は抗炎症作用があり、冷えによる腹痛や下痢にもいいスパイス「スターアニス(八角)」を使った中華風の鶏スープ。スターアニスがなければ、お腹を温めるトウガラシを入れてもいいでしょう。生姜をたっぷり入れるのがポイントです。

〔材料〕2~3食分
手羽中(※)...........................1パック
長ネギ......................................1本
生姜..........................................1片
ニンニク...................................1片
水..............................................700ml
しょうゆ...................................大さじ2
酒..............................................大さじ2
みりん.......................................大さじ1/2
スターアニス(八角).............1個

※手羽中が手に入らなければ手羽先でも可

〔作り方〕
手羽中に軽く塩(分量外)を振り、グリルかフライパンで表面に焼き目をつける。
長ネギ3㎝幅に切り、ショウガとニンニクは皮をむいて薄切りにする。
鍋に水と1、2を入れ、しょうゆ、酒、みりん、スターアニス(八角)を加えて弱火で約40分煮る。

○アドバイス
食欲がないときはスープだけ飲むか、温麺を入れて食べるのがおすすめ。食欲があれば大根、サトイモ、ジャガイモなどを加えておでんのようにしても美味しくいただけます。食べ方に合わせて塩で味を調整してください。

この方にお話を伺いました

緑蔭診療所 橋口 玲子 (はしぐち れいこ)

橋口 玲子

1954年鹿児島県生まれ。東邦大学医学部卒。東邦大学医学部客員講師、および薬学部非常勤講師、国際協力事業団専門家を経て、1994年より緑蔭診療所で現代医学と漢方を併用した診療を実施。循環器専門医、小児科専門医、認定内科医、医学博士。高血圧、脂質異常症、メンタルヘルス不調などの診療とともに、ハーブティやアロマセラピーを用いたセルフケアの指導および講演、執筆活動も行う。『医師が教えるアロマ&ハーブセラピー』(マイナビ)、『専門医が教える体にやさしいハーブ生活 』(幻冬舎)、『世界一やさしい! 野菜薬膳食材事典』(マイナビ)などの著書、監修書がある。

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