グラニテとは、果汁やコーヒー、シャンパンなどを凍らせて、シャリシャリに砕いた氷のお菓子のこと。フランスで生まれ、フレンチのコース料理の口直しが一番よくみる場面かもしれません。
グラニテはフランス語で「ざらざらした」とか「ごつごつした」という意味で、同じ氷菓のソルベよりも氷の粒が粗くシャリシャリした食感が特徴です。
ひんやり、さっぱりして、暑い日にぴったりのグラニテ。とても簡単にできるのも嬉しいポイントです。今回はハーブやスパイスの香りを楽しめる「薬酒」を使って、グラニテ作りに挑戦してみましょう。
グラニテのレシピ
- 〔用意するもの〕
- お好みの薬酒(アルコール度数が15度以上の場合は文末、応用編をご覧下さい)
- バット(底が広い容器でも代用可)※1
- 〔作り方〕
- 薬酒をバットに流し、冷凍庫で凍らせます。(約1時間)
- 全体が固まってきたら、フォークやスプーンでザクザクとかき混ぜ、再び冷凍庫へ。これを3~4回繰り返して、ざくっとしたシャーベット状になったら完成です。
※1
バットを使わずにも作れます。ジップ付の保存バッグに薬酒を入れて凍らせ、1時間ごとに凍ったグラニテを手で揉みほぐす工程を3回程繰り返して完成です。
◯アドバイス
・桃やネクタリンなど、お好みのフルーツの中身をくり抜いて器にするのもおすすめ。
・フルーツやミントを一緒に凍らせたり、トッピングしたりしても美味しくいただけます。
ハーブが果実の甘い風味を引きたてる「フルーツとハーブのお酒」はグラニテを作るのにピッタリです。
口の中で溶けた瞬間、完熟蜂蜜の甘い風味とほのかなハーブが広がる「はちみつのお酒」もグラニテにおすすめ。
応用編!ジンを使ったグラニテ
ジンを使ったグラニテなら、よりスッキリした味わいが楽しめます。メロンの果肉やジュースを合わせると、爽やかさにほどよい甘さがプラスされおすすめです。
アルコール度数が15度以上になると凍らないので、度数を調整しながら作ってくださいね。養命酒製造のクラフトジン「香の森」(アルコール度数47度)を使用する場合は、3倍希釈(香の森:水=1:2)を目安に。