シンボルツリーにも!立ち姿が魅力の庭木クロモジの植え方・育て方
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シンボルツリーにも!立ち姿が魅力の庭木クロモジの植え方・育て方

枝葉を折ったとき香りがよいことから、和菓子に添えられる楊枝の素材として使われてきたクロモジ。

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クロモジは、実は庭木として育てやすい樹木。華やかさはありませんが、紅葉も楽しめ、シンプルで清楚な姿が和風の庭にも洋風の庭にもよく似合います。

また、害虫や病気によって枯れることがほとんどないほど丈夫で、少しの剪定できれいな形を保つため、住まいの象徴となって家族を見守る「シンボルツリー(※)」にもおすすめ。ただし、半日陰~日陰を好む木なので、植える場所には注意が必要です。

※シンボルツリーとは、見栄えがする一本立ちの樹木のこと。景観をよくして、住まいを引き立てる役割を果たします。新築祝いや家族の誕生など、お祝いごとの記念樹として植えられることもあります。

育てたクロモジの若い枝を使って生け花にすれば、気品ある香りを部屋の中で楽しめます。
クロモジの効能や使い方について、詳しくはこちら

クロモジの特徴と開花時期

クロモジは、若枝の樹皮に黒い斑が浮き出ることから名付けられたクスノキ科の落葉低木です。

灰褐色でなめらかな樹皮には丸い皮目があり、まっすぐ上に伸びる幹は直径5~10cmと細身で、2~5mほどの高さに生長します。3月~4月頃に花を咲かせ、その後たくさんの葉っぱを茂らせます。花が咲いた後には緑色の丸い実が付きます。

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クロモジの育て方

直射日光など強い日差しに当たると弱って枯れてしまうため、半日陰~日陰に植え付けることがクロモジ栽培のポイント。日光には1日2~3時間当たれば十分です。

植え付け

植え付けの時期は11~2月の落葉期。直射日光が当たらず、水はけのよい場所を選びましょう。枝ぶりや木の姿を楽しむ樹木なので、地植えにするのが基本です。

※鉢植えにするときは、苗よりも1~2回り大きな鉢に市販の草花用培養土を入れて植え付けましょう。ただし、植え替えを嫌う樹木なので、5年以内に地植えに切り替えた方が長く楽しめます。

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〔How to〕

  1. 苗よりも1~2回り大きな植え穴を掘り、掘り出した土に腐葉土や堆肥をたっぷりと混ぜ込む。
  2. 購入時に苗の根に巻かれている麻布は外しておく。
  3. 苗を植え穴に入れ、腐葉土と堆肥を混ぜ込んだ土をかぶせる。

根付いて花を咲かせるまでに5~6年ほどかかりますが、根付きさえすれば特に大きな手入れは必要ありません

水やりと肥料の与え方

土が常に濡れていると根腐れを起こして枯れてしまうので、日照りが続いて乾燥が激しいとき以外の水やりは不要です。
※鉢植えは、土が乾いたら底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。

また、植え付けの際に土にたっぷりと堆肥や腐葉土を混ぜ込んでいれば、追加の肥料は必要ありません。

剪定の時期と方法

自然と樹形がまとまるので強い剪定は必要ありません。11~2月の落葉期に、混み合っているところや枯れている枝、伸びすぎている枝を間引くように取り除いたり、切りそろえたりして、自然な樹形に仕立てていきましょう。

枝数を少なくすると、楚々とした自然な風合いを楽しめます。

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クロモジ栽培で注意する病気や害虫

とても丈夫な木なので、害虫被害や病気にかかる心配はほとんどありませんが、株の風通しが悪いとカイガラムシが付きます。見つけたときは、ブラシなどを使って株から引き剥がすほか、市販されているカイガラムシ専用の殺虫剤を散布しましょう。

また、クロモジは耐寒性がありますが、九州などの暖かい地域で育てられた苗を寒冷地に植えると寒さで枯れることがあります。木が若いうちは、冬になる前に株元を腐葉土などで覆って防寒対策を施しておくと安心です。

立ち姿がおしゃれなクロモジ。手入れが簡単な育てやすい木なので、庭づくりが好きな方はぜひチャレンジしてみてください。

 

 

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この記事は、「ハーブのつぼby Yomeishu」と「HORTI (ホルティ)」(運営:GreenSnap株式会社)が共同で制作しています。HORTIは、植物にまつわる困りごとを解決し、もっと手軽に楽しんでもらうためのWEBメディアです。

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