休み明け、特に連休明けは仕事に身が入らない、なかなか平日モードに切り替えができない、なんてことありませんか。そんなときに実践したいのが、自宅で簡単にリフレッシュできるヨガポーズです。
ヨガは心に働きかけるポイントも多く、ヨガを実践すると「ハッピーホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌が活発になり、不思議と気持ちが前向きになってきます。
前向きになれる!
椅子のポーズ
モヤモヤ気分を解消して心を晴れやかにしたい時におすすめのポーズです。
- 足を揃えて真っすぐに立ち、息を吐きながら膝を曲げます。このとき、膝がつま先を越えないように気をつけましょう。
- 背中を真っすぐにし、息を吸いながら、手が遠くを通るようにして両手を上げます。目線は真っすぐ前に。
- ゆったり呼吸を意識します。3呼吸キープしましょう。
◯ポイント
・ 太ももの付け根から骨盤をしっかり後ろに引きます
・ 耳と肩の距離を遠くにし、肩の力を抜きます
・ 3呼吸キープできないほど負担がある時は、背中を壁につけて行います(その時膝は90度になるようにし、両手を真っすぐに天井へ上げましょう)
◯効果
・ 足首、太腿、ふくらはぎ、背骨の強化
・ 肩、胸のストレッチ
・ 腹部組織、横隔膜、心臓の活性化
・ 扁平足の改善
本気でやるとなかなか辛いポーズなのですが、その辛さ故か、一瞬思考が止まりポーズに集中することができます。
全身の力を抜いて
合せき(がっせき)のポーズ
合せきとは、足裏をあわせること。
なんだか気分が冴えないときにおすすめのポーズが、胸を心地良く開けるこちらです。
- 胴体や頭を支えるために、枕やクッション、折りたたんだブランケットを写真のように置きます。
- 両腕はダランと力を抜きましょう。
◯ポイント
・お尻が床に着いていること、そして頭が下がりすぎないことです。
◯効果
・ 女性の生理機能の向上
・ 骨盤の歪みを整える
・ 便秘の緩和
・ 安産
合せきのポーズでは、骨盤やおなか、胸など、体の中にスペースがつくられ、胸が支えられた状態で無理なく開かれるので、自然と気持ちが前向きになります。同時に深いリラクゼーションを味わうことが出来るので心が穏やかに落ち着いていきます。
気力を湧かせるのにもってこいのポーズです。
何かと気分がのらない時期でも、自分自身と向き合う時間を強制的に作り、温かい幸せな気持ちで自分自身を満たしてあげることも大切です。ヨガでセロトニンを活性化して、倦怠感を吹き飛ばし、ハッピーに過ごしていきましょう!
この記事は、「ハーブのつぼby Yomeishu」と「Rhythm(リズム)」(運営:オムロンヘルスケア株式会社)が共同で制作しています。Rhythmは、「あなたにちょうどいい、リズム」をテーマに、健康に関する新しい感性やトレンド、健康で快適なライフスタイルを築くためのお役立ち情報を伝えていくヘルスケアメディアです。
この方にお話を伺いました
ヨガインストラクター・バレエ講師 中山めぐみ (なかやま めぐみ)
自身の出産を期に託児ルーム併設のヨガスタジオをオープン。日本バレエリトミック協会代表理事。全米ヨガアライアンスRYT200取得。福岡グラースアカデミーを立ち上げ、ホリスティックに美と健康が学べる学校の校長としても活動中。
ホリスティックビューティのアドバイザー養成講座を開催中!