養命酒のふるさと!「駒ヶ根工場」で大人も楽しめる工場見学をご紹介
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養命酒のふるさと!「駒ヶ根工場」で大人も楽しめる工場見学をご紹介

アルプス山脈の麓に位置し、36万平方メートルに及ぶ広大な敷地をもつ「養命酒 駒ヶ根工場」。養命酒造りを見学するだけでなく、森林浴や敷地内のカフェでの食事も楽しむことができます。観光で訪れる方にも人気の工場見学の見どころを、漫画家のかるめさんがイラストと写真で紹介します。

〔目次〕
大自然に囲まれた「養命酒 駒ヶ根工場」
養命酒の意外な事実に驚き!
いよいよ養命酒が造られている「ファクトリーゾーン」へ
養命酒について学んだ後は「くらすわ 駒ヶ根店」のカフェへ

大自然に囲まれた「養命酒 駒ヶ根工場」

大自然に囲まれた「養命酒 駒ヶ根工場」

父の出身地ということもあり、長野県には幼い頃からしょっちゅう訪れていた筆者。長野県が好きすぎて、1年間松本市にプチ移住していたほど。駒ヶ根市には観光で何度か足を運んだことがあったが、「養命酒 駒ヶ根工場」を訪れるのは今回が初めてでした。

LOVE 信州

養命酒駒ヶ根工場は、駒ヶ岳スマートICから車で5分の場所にある。高速を降りてすぐに着く立地の良さ。この日はあいにくの雨だったが、霧が濃い森林を歩くのも神秘的で気持ちがいい。そして、とにかく広い敷地にびっくり!

養命酒駒ヶ根工場 敷地

養命酒駒ヶ根工場

駒ヶ根高原は自然が豊かで空気がおいしく水がきれいな地域! 国内外に出荷するすべての養命酒がここで造られているそう。

一体工場内はどうなっているのか......。いざ突入!

養命酒駒ヶ根工場 エントランス

エントランスへ入った途端、大きな吹き抜け窓が視界に広がった。高級なタワマンのロビーみたい。ここに住みたい。ここには工場のジオラマや、工場内で発掘された土器の展示がある。ミニ博物館のよう。

養命酒駒ヶ根工場 フォトスポット

フォトスポットでは憧れの養命酒になれます。

駒ヶ根工場 隠れ養命酒

工場内でちょこちょこ見かける"隠れ養命酒"。ソファの形まで養命酒! こういうさりげない遊び心好き!

大きな養命酒

ドンッと出迎えてくれる大きな養命酒。

養命酒の意外な事実に驚き!

ディスカバリー養命酒ゾーン

PR映画を見て向かったのは、養命酒の原料や製造工程を紹介している「ディスカバリー養命酒ゾーン」。

まずは養命酒に使われている14種類の生薬コーナー。それぞれの生薬には「補う」「温める」「巡らせる」「取り除く」と得意分野があり、組み合わせることの相乗作用により効能が高まるのだそう。生薬によっては海外でしか採れないものもあり、14種類のうち1つでも欠けたら養命酒は造れない。

養命酒 チームワーク イメージ

つまり生薬のチームワークが大事ってこと!

養命酒 製造工程

養命酒の原酒づくりはもち米100%の「みりん」を造ることからはじまることを初めて知りました。水もお米も信州産! 信州大好き人間なので嬉しい。

養命酒製造 家醸本みりん

養命酒の原酒造りの技術を活かした「本みりん」、なんと、買うことができる。これが大人気で、一升瓶で買う人も多いそう。

家醸本みりんを買うお客さん イメージ

売店に売っていたのを見たらかなりデカい......これを抱えて出て行くお客さんを想像したら少し笑ってしまった。

薬草 煮る イメージ

工場見学に来るまで養命酒がどう造られているのか全く知らなかった。なんとなく、養命酒は魔女のつぼのように薬草をグツグツ煮て造っているのかなと思っていたけれど180度違った! ちゃんと知ることは大事ですね。

いよいよ養命酒が造られている「ファクトリーゾーン」へ

養命酒駒ヶ根工場 敷地

製造ラインの見学ができる「ファクトリーゾーン」へと向かう渡り廊下で、とあることに気がついた。工場がある施設は配管やら電線やらでもっと雑然としたイメージがあったが、ここはそういったものが見当たらず、妙に静かで落ち着いているのだ。

本当にここで養命酒が造られているのだろうか? と思ったが、実は配管も電線も地面の下に埋まっているそう!

養命酒駒ヶ根工場 地面の下 イメージ

私は生意気にも養命酒の上を通っていたのか......非常におそれ多いことをしてしまった(取材のために特別に入らせてもらいましたが、通常見学では通れない道です)。

養命酒駒ヶ根工場 敷地

こういった工夫により乱雑とした印象を避け、自然と調和できているのだろうな。それにしても霧がすごくて山が見えなすぎて笑った。

養命酒ファクトリーゾーン

さて、お次は「ファクトリーゾーン」。ここでは、ビン詰めから出荷まで、養命酒が我々の元に届くまでの過程を知ることができます。見学は予約不要。気軽にふらっと行けるのはいいな。

日によっては製造ラインが稼働していないこともあるけれど、製造工程を紹介する映像はいつでも自由に見ることができる。この映像だけでも十分に楽しめる内容だった。

養命酒 製造ライン

驚いたのは機械化が進んでおり、作業員の方が数人しかいないこと。

養命酒 製造ライン 検査

異物が混入していないかを目視でも検査している。20分に1度交代しているそうだが、私だったら1分が限界な気がする。ここで働いている方々すごすぎる。

養命酒工場 虫対策 イメージ

ここで大変なのは虫対策だそう。確かに工場は大自然に囲まれているし、商品の中に虫さんが侵入したら大変だもんな。私が虫だったら絶対狙う。

養命酒 自然との調和 イメージ

でも周りの木を全部伐採したりはせず、自然との調和を大事にしているそう。また、「徹底した品質管理を行っているので、製品に混入することは絶対ない」とのこと。衛生管理を徹底しつつ自然も大切にする心がけに感銘を受けた。

養命酒 工場見学 ショップ

工場見学をした後はやっぱり養命酒を買いたくなります。ショップには養命酒以外の商品もずらり。最初から最後まで養命酒について楽しく学べる工場見学だった。

養命酒 歴代ボトル

歴代ボトルもずらりと並んでいて、眺めているだけでも楽しい。

養命酒について学んだ後は「くらすわ 駒ヶ根店」のカフェへ

くらすわ 駒ヶ根店

工場見学の後は、くらすわ駒ヶ根店のカフェで食事。工場のすぐそばにあるので疲れたらすぐに休憩できる。

ポークカレー スープ パン イメージ

注文したのは信州十四豚(シンシュウジューシーポーク)を使用したポークカレー。パンもスープも美味しそうで、思わずたくさん注文! 「森の中のカフェにいる」というだけで健康になった気分になり、つい食べ過ぎてしまった(一生痩せられない人間の思考)。

見学だけじゃなく、おしゃれなカフェで食事をして森林浴もできる工場なんてなかなかないんじゃないかしら。

現地に足を運ぶことで、こんなに自然豊かで水が綺麗な場所で養命酒は造られているんだなということも実感。養命酒を飲むときに、この日のことをしみじみ思い出しそう。山も見たいし、次は晴れた日に行きます!

養命酒 駒ヶ根工場
住所:〒399-4117 長野県駒ヶ根市赤穂16410
電話:0265-82-3310
開場時間:9:30〜16:30(最終入場 15:30)※年末年始、休業日を除く
料金:無料(予約不要)
アクセスはこちら

マンガ担当

漫画家、イラストレーター かるめ

かるめさん

食べることや料理がなにより好きな健康オタク。SNSやブログで日常漫画やオリジナルキャラクターの4コマ漫画を日々投稿している。『今日も飯がうまい!~食べる幸せあるある~』(KADOKAWA)

https://www.instagram.com/karume_life/

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