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月刊 元気通信

養命酒

健康レシピ 2022年11月号

シンプルなのにやみつきの美味しさ♪
レンジで超簡単!「まるごと焼き?りんご」

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レンチンで甘みの増したりんごをまるごと味わう

立冬を迎え、気温の低下がはじまる冬の入り口が11月です。体の乾燥も気になり出す季節なので、積極的に体を潤す食材を選びましょう。
今回は薬膳で「肺」を乾燥から守る(潤肺)とされ、消化も助けてくれる「りんご」を丸ごと1個使い、焼きりんご風のスイーツを作ります。「焼きりんご=加熱がタイヘン」と思うなかれ!バターと砂糖を詰めたりんごをレンジでチンするだけで、誰でも簡単にお店のようなシャキッ&トロッ食感が出せます。色が鮮やかでインパクトもあるので、おもてなしにもおすすめです。

「まるごと焼き?りんご」

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材料

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材料(1人分)
・りんご 1個
・バター 10g
・砂糖 小さじ1
・シナモンパウダー 適量
・アイスクリーム、ハーブ(ミントなど) 各適量(お好みで)

作り方

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1.りんごは皮を洗い、細いテーブルナイフ(怪我や切りすぎを避けるため、テーブルナイフがおすすめ)でへたの周りを内側に向かってななめに刺し、一周まわして芯をくりぬく。

ここがポイント!
ここの画像を変更してください

底まで貫通しないように、スプーンでタネを掻き出す(貫通するとバターや砂糖が底から流れるため)。りんごの中心部に大きなタネがあるので、それがとれたらOK。

2.芯をくりぬいた穴に、バターと砂糖を交互に2〜3回に分けて詰める。加熱により中に詰めたバターなどがりんごから溢れてくるが、それが容器の外に溢れないように、りんごがすっぽり入るくらいの大きめの耐熱のボウルに入れる。ふんわりとラップをして、600Wのレンジで7分間加熱する。

3.器に盛りボウルにたまったバターと砂糖のソースをりんごの穴に詰める。お好みでアイスクリーム、ミントなどのハーブを添える。シナモンパウダーをふる。

 

体調別、元気通信流プラスワン
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若々しい体をキープしたいとき…くるみ(素焼き)
薬膳でくるみは「補腎」といって「腎」を養うとされ、エイジングケアによいとされます。仕上げに散らしてトッピングとして。

 

体調別、元気通信流プラスワン
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乾燥が気になるとき…蜂蜜
砂糖を同量の蜂蜜に置き換えます。薬膳では蜂蜜は「潤燥」や「潤肺」の作用があるとされ、鼻やのど、皮ふの乾燥が気になる方におすすめです。また、りんごと好相性。
※蜂蜜は一歳未満の乳児には与えないで下さい

 

教えてくれた先生

先生の画像

齋藤 菜々子(さいとう ななこ)さん

料理家、国際中医薬膳師。一般企業勤務を経て、日本中医食養学会、日本中医学院にて中医学を学び、国際中医薬膳師の資格を取得。独立後は「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材を使った薬膳を、雑誌やWEBで提案している。著書に「基本調味料で作る体にいいスープ」「基本調味料で作る体にいい作りおき」「体にいい食材帳 心身整う12の食材とおいしいおかずのレシピ」(いずれも主婦と⽣活社)、「体にいい煮込みおかず」(ワン・パブリッシング)がある。

 

 

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