ザクザクとした表面とジュワッととろけるナスがたまらない
8月は暑さもピークを迎え、熱も体に蓄積しつつある季節。
体の中に熱がこもると睡眠と覚醒の切り替えが難しく、睡眠の質が落ちやすくなります。質のいい睡眠がとれないと疲れがたまってしまい、夏バテの原因に。そんなときにおすすめの食材のひとつが「アーモンド」。アーモンドは「安神(あんじん)」の食材といい、精神を落ち着かせ、眠りの質を改善するとされています。
今回は一般的な衣ではなく、「変わり衣」を使ったザクザク食感に挑戦。アーモンドを衣として使うことで、驚くほどクリスピーな食感に仕上げます。旬のナスと一緒に少ない油で揚げ焼きにし、夏の体をケアしましょう。同じ元気通信8月号の特集で紹介するカレーのトッピングとしてもおすすめですよ。
「ナスのクリスピーアーモンドフライ」
![img2.jpg 画像](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/static.yomeishu.co.jp/genki/assets/images/Ht/HtE3GwwpB8y68QPW8Mi2x2y1cxWcBKN3biRJ.jpg)
材料
![img3.jpg 画像](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/static.yomeishu.co.jp/genki/assets/images/a0/a0PEh1LliDPrvbejlLLBxp1KLHc1vUo1dQgM.jpg)
・ナス 2本
・アーモンドスライス 35~40g
・塩 ひとつまみ
・薄力粉 適量
A薄力粉 大さじ1と1/2
A水 大さじ1
B中濃ソース、トマトケチャップ 各大さじ2
・揚げ油 大さじ3
作り方
![img4.jpg 画像](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/static.yomeishu.co.jp/genki/assets/images/YA/YA2tZXSjgsFFBG5Z3Fhw2uBjnsz1Zby1pZ15.jpg)
1.ナスはへたを落とし、縦半分に切る。アーモンドスライスはバットにだし、手で粗く砕く。塩を混ぜておく。A、Bはそれぞれ合わせて混ぜる。
ここがポイント!
![img5.jpg ここの画像を変更してください](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/static.yomeishu.co.jp/genki/assets/images/ST/STndJjIsfPeCe7dfvxw0fXvCl0p5idTAOUTh.jpg)
バッター液(薄力粉と水)は少し固めにすることで、アーモンドがはがれにくくなる
2.ナスの断面に薄力粉をうすくまぶし、Aをぬる。アーモンドスライスをのせて優しく手でおさえ、全体についたら逆さにして余分なアーモンドは落とす。
3.フライパンで揚げ油を中温に熱し、2をアーモンドの面から入れる。中火で1分半~2分ほど、きつね色になるまで触らずに加熱する。返して蓋をし、さらに3分蒸し焼きにする(蓋を開ける際は、水分が落ちるとはねやすいので注意)。揚げ網にあげて油を切る。
4.皿にBを塗り広げ、3をのせる。(ソースはかけてもよいが、皿に塗る方がアーモンドの食感を楽しめる。)
![img9.jpg ここに画像](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/static.yomeishu.co.jp/genki/assets/images/JD/JD0T4aKouHnq2tdVUqQqbzDcjg8EOe00lgfN.jpg)
冷えが気になるとき…ねり辛子
温熱性の食材なので、クーラー冷えなどが気になるときにプラス。食べるときにお好みの量をつけます。
![img10.jpg ここに画像](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/static.yomeishu.co.jp/genki/assets/images/r5/r5ZfbDtEf9tGVnnYW2f5teI3f6w84iP1doXp.jpg)
貧血を感じるとき…パセリ
血を作るとされ、貧血がみられるときにおすすめです。仕上げにみじん切りを散らすほか、アーモンドの衣にまぶしても。
教えてくれた先生
![齋藤先生.jpg 先生の画像](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/static.yomeishu.co.jp/genki/assets/images/LP/LP5npdI4bdBypHrqjDNe6NfQGzc8FJVDS6ra.jpg)
齋藤 菜々子(さいとう ななこ)さん
料理家、国際中医薬膳師。一般企業勤務を経て、日本中医食養学会、日本中医学院にて中医学を学び、国際中医薬膳師の資格を取得。独立後は「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材を使った薬膳を、雑誌やWEBで提案している。著書に「基本調味料で作る体にいいスープ」「基本調味料で作る体にいい作りおき」(ともに主婦と⽣活社)、「体にいい煮込みおかず」(ワン・パブリッシング)がある。