温かいままほおばる新感覚チョコチーズケーキ
一年で一番寒い季節を迎え、寒さによりさまざまな不調が起きやすくなっています。
今回は、冷え対策にいいとされる「カカオ」を使ったチョコレートチーズケーキをご紹介。
ケーキ作りといっても心配は無用!材料を混ぜて炊飯器に入れ“炊く”だけの超簡単なレシピなので、初心者でも気軽に作れます。焼き上がったら釜から直接ケーキをすくって、ホカホカ出来立てをいただきましょう。スフレのような軽い食感と、チョコレート&チーズの濃厚な味わいがクセになりますよ。
あったか〜い「濃厚チョコチーズケーキ」
材料(4人分)※または作りやすい分量
・クリームチーズ 200g
・ミルクチョコレート 2枚(100g)
・卵 2個
・薄力粉 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・生クリーム 100ml
《お好みで》
ココアパウダー、いちご、ミント 各適量
《下準備》
すべての食材を室温に戻す
作り方
1. ボウルにクリームチーズを入れ、ゴムベラでクリーム状になるまで練る。(硬い場合は500Wのレンジで10~20秒ずつ様子を見ながら加熱する)砂糖、卵、生クリームの順に加え、泡だて器で都度均一になるまで混ぜる。
2. 耐熱のボウルにチョコレートを割り入れ、ラップをせずに600Wのレンジで1分~1分20秒加熱する。混ぜてチョコレートを溶かし、1に加えてよく混ぜる。薄力粉を茶こしで振り入れ、均一になるまで混ぜる。
3. 炊飯釜に2を流し入れ、上から布巾の上に数回落として空気を抜く。炊飯器に入れ、通常の炊飯モードで炊く。
ここがポイント!
炊きあがり、竹串をさして生っぽい生地がついてこなければ完成。まだ生焼け生地がついてくる場合は再度炊飯モードで10~15分ほど加熱する。※写真は完成時の竹串の目安
4. お好みでココアパウダーを振り、しゃもじや大きめのスプーンですくって器に盛る。しゃもじをお湯で温めてからすくうと、生地がくっつきにくく盛り付けやすい。お好みでフルーツやハーブを添える。
※炊飯器は、IHの5合炊きのものを使用しました。圧力IHのタイプは炊飯が正常に起動しない可能性があるので、ご注意ください。
冷えで足腰がつらいときは…くるみ
くるみは性ホルモンと関係の深い「腎」を労わるとされる食材です。ローストタイプのくるみ(15~20g)を適当な大きさに割って、炊飯の直前に生地に散らします。
教えてくれたのは
齋藤 菜々子(さいとう ななこ)さん
料理家、国際中医薬膳師。一般企業勤務を経て、日本中医食養学会、日本中医学院にて中医学を学び、国際中医薬膳師の資格を取得。独立後は「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材を使った薬膳を、雑誌やWEBで提案している。著書に「基本調味料で作る体にいいスープ」「基本調味料で作る体にいい作りおき」(ともに主婦と⽣活社)、「体にいい煮込みおかず」(ワン・パブリッシング)がある。