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健康レシピ 2021年8月号

ワンボウルde鯖缶ドライカレーうどん
超時短!レンチンカレーうどんで残暑疲れを乗り切る

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体内の水分を補いながら血の巡りをサポート

残暑が厳しい季節。暑さで発汗量が増えるとだんだんと体の中の水分が不足し、血流も滞りがちになってしまいます。
今回は体内の水分(津液〈しんえき〉)を補いながら、血流をよくするメニューをご紹介。
ポイントとなる材料は鯖とカレー粉。鯖と、カレー粉に含まれるターメリックは血流を促進するといわれています。
うどんは冷凍麺、鯖は鯖缶を使うことで火を使わないレンチンメニューとしました。食材の下準備からレンジ調理まで入れても10分以内で完成!
パパッと済ませたい夏のお昼ご飯に、スパイシーなカレーうどん、おすすめです。

ワンボウルde鯖缶ドライカレーうどん

材料(1人分)

・冷凍うどん 1玉
・鯖の水煮缶 1/2缶
☆玉ねぎ 1/4玉
☆赤パプリカ 1/8個
※☆印の野菜はお好みの野菜やカット済みの野菜(いずれも60〜70g)で代用も可能
A(しょうゆ、中濃ソース 各小さじ1 )
カレー粉 小さじ1/4~1/3
塩、粗びき黒こしょう 各適量
※お好みで
・卵(目玉焼き用) 1個
・パクチー(ざく切り) 適宜

作り方

1.玉ねぎは薄切りにする。パプリカはななめ薄切りにする。鯖缶は汁を切る。もし、包丁やまな板も使わない“手間抜きレシピ”で作りたいときは、スーパーなどで購入したカット済み野菜を使うとさらにお手軽感がアップ。

2.耐熱ボウルに冷凍うどん、玉ねぎ、パプリカ、Aの順にのせる。ふんわりとラップをして、600Wの電子レンジで3分半加熱する。(この時うどんが解凍しきれない場合、様子を見ながら追加で加熱する)

ここがポイント!
ここがポイント

ボウルに食材を入れる順番が重要。電子レンジは底の方から温まるので、解凍しにくいもの(火が通りにくいもの)から重ねていく。

3.2をよく混ぜ、鯖を軽くほぐしてのせ、同様に1分加熱する。カレー粉を加えて混ぜ、塩、粗びき黒こしょうで味を調える。器に盛り、お好みで目玉焼き、パクチーを添える。

体調別、元気通信流プラスワン
体調別、元気通信流プラスワン

冷えが気になる方に…「しょうが」
おろししょうが(小さじ1/2程度)を2の工程で加える。しょうがは血の巡りをよくするといわれます。

体調別、元気通信流プラスワン
体調別、元気通信流プラスワン

発汗が多く体内の乾燥が気になる方に…鯖を「豚ひき肉」に変える
鯖を豚ひき肉(50g)に変え、2の工程で最初にボウルに入れる。豚肉は体液を作り、体を乾燥から守る働きがあるとされています。

教えてくれたのは

齋藤 菜々子

齋藤 菜々子(さいとう ななこ)さん

料理家、国際中医薬膳師。一般企業勤務を経て、日本中医食養学会、日本中医学院にて中医学を学び、国際中医薬膳師の資格を取得。独立後は「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材を使った薬膳を、雑誌やWEBで提案している。著書に「基本調味料で作る体にいいスープ」(主婦と生活社)がある。

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