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養命酒製造“中の人”偏愛の逸品 2021年9月号

洋風おつまみの代表格オリーブがお粥に!?
目でも楽しめる新感覚のお粥とは?

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元気通信編集部員ケンイチ

みなさま、お久しぶりです。 元気通信編集部員のケンイチです。

9月ということで、そろそろ秋の入り口。秋といえば「芸術の秋」ということで、今回は私の人生に大きく影響を与えたある映画の思い出と、それにまつわる商品のご紹介をさせていただければと思います。

私、昔から映画が大好きな子どもでして、週末の夜はテレビで放送される洋画を観るのがなによりの楽しみでした。なかでも好きだったのがタイトルに数字が使われている某人気スパイ映画シリーズ。主人公がクールにミッションを成功させる姿に興奮を覚えつつ、同時に気になっていたのが、主人公が各映画でお決まりのように愛飲している「ウォッカ・マティーニ」なる大人っぽいカクテル。そのグラスには楊枝に刺さった緑色の豆?のようなものが入っています。「外国ではお酒に豆を入れるの??」。のちに、それは豆ではなくてオリーブの実だということを知るのですが、そんなハイカラ(この表現も古風ですね。。。汗)な食べ物が食卓にあがる家でもなかったため、真相は謎のまま。長年、その“豆”は正体不明ながら異国情緒を感じさせる憧れの存在だったのです。

時は流れ、、、お酒が飲める年頃になって訪れた洋風居酒屋のつきだしで、長年憧れていた緑色の“豆”とついにご対面! 小鉢に盛られていますが、まさしく映画でカクテルに入っていたものに違いありません。味が全く想像できないまま一口かじってみると、塩っぱいなかにちょっとフルーツを感じさせる風味があって美味しい! なによりお酒に合いますし、これならカクテルの中に入っていても相性が良さそうです。 以来、オリーブは私の中でお酒のつまみ不動のNo. 1にランクイン! 普通の食事でも“オリーブ”の文字を見つければ、つい注文してしまうようになったのです。そしてオリーブには早熟で爽やかな香りのグリーンオリーブと、熟してクセのない味わいのブラックオリーブがあることを知りました。私はどちらかというと、穏やかな味わいのブラックオリーブの方がタイプですね。

そんな風にあまりにも“オリーブセンサー”が発達しすぎているせいか、黒くてツヤツヤとした豆状のものを見ると、反射的にオリーブと勘違いしてしまう始末。。。お正月のおせちでも、黒豆がブラックオリーブに見えてしまい、オリーブの塩気を想像して口に入れたらその甘さでカウンターパンチをくらったことも(汗)。

このように無類のオリーブ好きを自認する私が、自社製品「五養粥」のパッケージに使われたその姿を見逃すはずがありません。もちろん私の心は踊りました。ただ「お粥に果たしてオリーブが合うのか?」というギモンと、さらにはそのオリーブが私の愛してやまないあのオリーブの美味しさなのかということで、若干の不安もよぎりました。

意を決してお湯を注いでみると、、、、私が愛する黒い宝石の輪切りが次々と出現!一口噛むと、ほどよい食感が感じられて、オリーブならではの濃厚な塩気と風味が口の中に広がります。そして心配していたお粥との相性も予想していた以上にぴったり。トマトの旨味がご飯とのいい繋ぎ役になっているのと、バジルやオレガノなどのスパイスも効いているので、まるで地中海地域のリゾットのような味わいです(すみません、現地には行ったことないのですが、私が思い描くお洒落な味わいの表現と捉えてください)。

「フリーズドライのお粥でこのオリーブ感はすごい!」と感動した私は、すぐさま商品開発を担当した「味覚の鬼(もちろんいい意味ですよ笑)」との異名を持つ大先輩「つっちー」に電話しました。オリーブ感がしっかりと味わえたことを伝えると、 「たしかに、『赤』のオリーブや『黄』のかぼちゃの種など、具材のゴロゴロ感が感じられるようにしたことはこだわりのひとつだね。お粥って一般的には病気の時に食べる療養食のイメージが強いでしょ。でも、その概念を覆すような、彩りや食感が豊かで楽しみながら食べられるものを目指したんだ」とつっちー先輩。

たしかに、「粥」というものの、パッケージは赤や黄、白、緑、黒などお粥のイメージとはかけ離れたカラーバリエーション。「このカラーはもしかして戦隊ヒーローものがモチーフですか?個性豊かなヒーローたちがお客様の食卓を救う!みたいな」。
「いやいや、これは東洋思想のひとつ『五行思想』の五色(ごしき)をもとにしたもの。万物は『木(青・緑)』『火(赤)』『土(黄)』『金(白)』『水(黒)』の5種類の元素からできているという思想で、心身のバランスを保つうえでも大切とされているものだよ」とつっちー先輩。いや〜「戦隊ものカラー説」見事に外れました(汗)。でも、難しいことを抜きにしてこれだけ色合いや味のテイストが違うと選ぶ楽しみもありますね。

最後に、つっちー先輩から教えてもらった「五養粥」をもっと楽しむアレンジレシピを2つほどご紹介。オリーブが入る「赤」を作る際に、お湯とトマトジュースをミックスして入れると、トマト感がさらにアップ。さらに地中海のリゾット感が増します(笑)。それとかぼちゃをベースとした「黄」には、お湯と豆乳を入れて作ると、さらにコクが増して、先輩いわく「ボディ感のある味わい」に。身近な飲み物を加えるだけでさらに美味しく味変(変身)するとは、「五養粥」おそるべしです。

私自身、相変わらずの一人暮らしでちょっぴり寂しさを感じるときもありますが、せめて小腹だけは「五養粥」が満たしてくれるので、その点では安心しています(笑)。

全国のオリーブ好きを自称するみなさま。ぜひ一度「五養粥」の「赤」を食べてみていただいて、その感想をお聞かせください。

五養粥

高麗人参黒酢

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