天気が目まぐるしく変わり、強風でハーブの庭の植物たちも茎が折れたり、
葉が傷んでいますが、みんな元気に生きています。だんだんと朝晩の寒暖
差がついて、葉も色づき順調に秋の深まりを感じますね。
さて、里山などに自生するアキノキリンソウ。黄色い花がかわいいです。
実は、生薬としても利用されているそうです。また、花粉症の原因として
勘違いされていたセイタカアワダチソウや、同じ属で『ソリダゴ』と総称
され、現在流通している切り花や宿根草たちと同じ仲間です。
ちなみに属名の『ソリダゴ』は「修復する」意味のラテン語に由来して、
薬草として昔から活用されていたそうです。
次はシオン。長野県では、お庭でよく見かけます。
高さ2mにもなり、薄青色の花が目立ちます。背が高いにもかかわらず、
風で倒れずしっかりしています。こちらも生薬として利用さているそうです。
そして秋の七草でもあるフジバカマ。秋に見かけるアサギマダラの
蜜源にもなる植物です。こちらも、生薬として利用されています。
お庭に植える時には、広い場所に植えるか、時々株分けして整理し
てあげないと、広がってしまうので注意です。
身近な植物にも薬草(ハーブ)が沢山あります。
色々と探してみるのも面白いですね!
アキノキリンソウ キク科 学名:Solidago virgaurea
シオン キク科 学名:Aster tataricus
フジバカマ キク科 学名:Upatorium fortunei