健康の森 BLOG

ハーブの庭だより⑰

2019.10.04 森林担当 やっしん

天気が目まぐるしく変わり、強風でハーブの庭の植物たちも茎が折れたり、

葉が傷んでいますが、みんな元気に生きています。だんだんと朝晩の寒暖

差がついて、葉も色づき順調に秋の深まりを感じますね。

さて、里山などに自生するアキノキリンソウ。黄色い花がかわいいです。

実は、生薬としても利用されているそうです。また、花粉症の原因として

勘違いされていたセイタカアワダチソウや、同じ属で『ソリダゴ』と総称

され、現在流通している切り花や宿根草たちと同じ仲間です。

ちなみに属名の『ソリダゴ』は「修復する」意味のラテン語に由来して、

薬草として昔から活用されていたそうです。

アキノキリンソウ1.jpg

次はシオン。長野県では、お庭でよく見かけます。

高さ2mにもなり、薄青色の花が目立ちます。背が高いにもかかわらず、

風で倒れずしっかりしています。こちらも生薬として利用さているそうです。

シオン1.jpg

そして秋の七草でもあるフジバカマ。秋に見かけるアサギマダラの

蜜源にもなる植物です。こちらも、生薬として利用されています。

お庭に植える時には、広い場所に植えるか、時々株分けして整理し

てあげないと、広がってしまうので注意です。

フジバカマ1.jpg

身近な植物にも薬草(ハーブ)が沢山あります。

色々と探してみるのも面白いですね!

アキノキリンソウ キク科 学名:Solidago virgaurea

シオン  キク科 学名:Aster tataricus

フジバカマ キク科 学名:Upatorium fortunei

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