やっしん2号です。
相変わらず、日中は残暑厳しいですが、朝夕はもう秋の気配です。
厳しい夏を超えてハーブや草花がまた元気になってきました。
まずは、ヒキオコシ。延命草とも呼ばれ、昔から民間薬として
健胃のため煎じて飲まれていたそうです(苦いそうです)。野性
味ある茎が奔放に伸びて根も十分に張り、生命力にあふれています。
次はハーブではありませんが、トウテイラン。白い葉と青い花穂が
印象的な宿根草です。暑さ寒さに強いです。園芸品種以外にも、日本
にも近縁種が自生していて、絶滅危惧種だそうです。
こちらもハーブではありませんが、秋のイネ科(グラス類)の
穂が立ち上がってきました。西日が当たるとキラキラと揺れて
美しいです。チカラシバの仲間、ペニセタム・オリエンターレ。
野生種のチカラシバより、小型で白い穂がどんな植物にも合わ
せられます。また、ノガリヤスの仲間、カラマグロスティス・ブ
ラキトリカ。羽のような穂が柔らかく揺れる姿は秋空に映えます。
ヒキオコシ(延命草) 学名:Rabdosia japonica Hara
トウテイラン 学名:Veronica ornate
ペニセタム・オリエンターレ 学名:Pennisetum orientale
カラマグロスティス・ブラキトリカ 学名:Calamagrostis brachytricha