健康の森 BLOG

ハーブの庭だより⑮

2019.09.04 森林担当 やっしん

やっしん2号です。

相変わらず、日中は残暑厳しいですが、朝夕はもう秋の気配です。

厳しい夏を超えてハーブや草花がまた元気になってきました。

まずは、ヒキオコシ。延命草とも呼ばれ、昔から民間薬として

健胃のため煎じて飲まれていたそうです(苦いそうです)。野性

味ある茎が奔放に伸びて根も十分に張り、生命力にあふれています。

ヒキオコシ.1jpg.jpg

次はハーブではありませんが、トウテイラン。白い葉と青い花穂が

印象的な宿根草です。暑さ寒さに強いです。園芸品種以外にも、日本

にも近縁種が自生していて、絶滅危惧種だそうです。

トウテイラン1.jpg

こちらもハーブではありませんが、秋のイネ科(グラス類)の

穂が立ち上がってきました。西日が当たるとキラキラと揺れて

美しいです。チカラシバの仲間、ペニセタム・オリエンターレ。

野生種のチカラシバより、小型で白い穂がどんな植物にも合わ

せられます。また、ノガリヤスの仲間、カラマグロスティス・ブ

ラキトリカ。羽のような穂が柔らかく揺れる姿は秋空に映えます。

ペニセタムオリエンターレ1.jpg

カラマグロスティス1.jpg

ヒキオコシ(延命草) 学名:Rabdosia japonica Hara

トウテイラン 学名:Veronica ornate

ペニセタム・オリエンターレ 学名:Pennisetum orientale

カラマグロスティス・ブラキトリカ 学名:Calamagrostis brachytricha

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