健康の森 BLOG

「擬宝珠」って何て読む!?

2019.08.19 森林担当 やっしん

今、構内のあちらこちらでやたらと見かける

薄紫色の花は、コバギボウシです。

20190819_00.JPG

「コバギボウシ」は漢字で書くと「小葉擬宝珠」と書きます。

和名の由来は、つぼみが橋の欄干に付けられる擬宝珠(ギボシ)に

似ていることから。

20190819_01.JPG

擬宝珠(ギボシ)といえば、牛若丸と弁慶が出会った五条大橋、

その橋の欄干(らんかん)に付いている、あの玉ネギみたいなやつ

を想像してください。小葉(コバ)は、葉っぱが小さいという意味で、

その仲間には葉っぱが大きいオオバギボウシ(大葉擬宝珠)と

いうのもいるからです。

20190819_02.JPG

なぜ構内にコバギボウシがやたら多いのかというと、緑地管理の

草刈では山野草をなるべく刈り残すようにしています。その際、

コバギボウシは葉っぱがよく目立つので、雑草との見分けが

付きやすいからなのです。

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