「丸ごと新玉ねぎの炊き込みご飯」
材料
材料(作りやすい分量)
・新玉ねぎ 1個(200g)
・白米 2合
・ツナ缶(油漬け) 1缶
・水 320ml
A酒 大さじ1
Aしょうゆ 大さじ1/2
A塩 小さじ1/4
・塩(仕上げ用) 適量
・三つ葉(ざく切り) 適量
作り方
1.白米は研いで30分ほど浸水し、ザルにあげて水けを切る。新玉ねぎは根元から、放射状に8等分の切り込みを、2/3ほどの深さまで入れる。ツナ缶は缶汁を切る。
2.炊飯釜に白米、水、Aを加えてさっと混ぜる。新玉ねぎの根元を下にして埋め込むように置き、まわりにツナを散らす。そのまま(早炊きではなく)通常の炊飯をする。
ここがポイント!
新玉ねぎをお米にぐっと埋め込むように置くことで、しっかりと加熱され、とろとろの状態になる。
3.ご飯が炊けたら新玉ねぎを崩しながら混ぜて、塩適量で味を調え器に盛り、三つ葉をのせる。
乾燥が気になるとき…バター
薬膳でバターは潤いを補うとされる食材。バター15gを炊きあがりに加え混ぜます。
お通じが気になるとき…白すりごま
白ごまは通便の食材とされ、腸のすべりをよくします。仕上げに散らします。
教えてくれた先生
齋藤 菜々子(さいとう ななこ)さん
料理家、国際中医薬膳師。一般企業勤務を経て、日本中医食養学会、日本中医学院にて中医学を学び、国際中医薬膳師の資格を取得。独立後は「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材を使った薬膳を、雑誌やWEBで提案している。著書に『基本調味料で作る体にいいスープ』『基本調味料で作る体にいい作りおき』『体にいい食材帳 心身整う12の食材とおいしいおかずのレシピ』(ともに主婦と⽣活社)、『体にいい煮込みおかず』(ワン・パブリッシング)がある。