晩秋に向けて、朝夕の寒さが本格的になってきましたね。
日中のポカポカとした陽気で、甘い香りのフジバカマに蝶がやってきました。
今年は、見かける機会が少なかったアサギマダラ。とても優雅な羽です。
関東や西日本では当たり前に見かけたツマグロヒョウモンも、
長野県では温暖化で南からやってきて、最近増えてきたみたいですね。
幼虫はスミレ科の植物を食べるそうです。
お庭に色々な種類の草花を植えると、様々な生き物がやってきます。
生き物と触れ合えることは楽しいですね。
園内の植物に目を移すとコムラサキシキブの紫色の実が目をひきます。
薬用として皮膚疾患に用いられたり、染料としても利用されたことが
あるそうです。
こちらは、ハーブや薬草ではありませんが、ヒメツルソバ。
金平糖のような花がかわいらしく、秋が深まると葉も紅葉します。
温暖地では爆発的な繁殖力がありますが、ここ長野県では冬を超えられるか、
来年の様子が楽しみです。
残り少ない秋の日差し。私たちも、冬に備えて色々と準備しようかな。
コムラサキシキブ クマツヅラ科:Callicarpa dichotoma
ヒメツルソバ タデ科:Persicaria capitata