散策路沿い。今年の夏も、
樹液が噴き出した木の幹(ウダイカンバ)には、
様々な昆虫たちが集まり、森の盛り場と化しています。
例えるなら、場末の酒場!?
場所取りに必死で押し合い圧し合い、時には弾き飛ばされてブーンとい
羽音とともに回りを飛び回る「カナブン」は、さながら安酒に
群がる飲兵衛たちというところでしょうか!
他を寄せ付けない威圧感で、一人悠々、樹液をむさぼる
「オオスズメバチ」は、こわもてのお兄さん!?
今回は、日本の国蝶とされる「オオムラサキ」もやって来ました。
なかなか羽を広げてくれないので、美しい紫は目にできませんでしたが。
例えるなら、場末の酒場にお忍びでやって来た大女優あるいは、歌姫か。
まさに、盛り場に咲いた華(はな)!?というところでしょうか。
これからは、カブトムシやクワガタもやってくるかもしれませんが、
もし、見かけたら、オオスズメバチもいるので静かに観察しましょう!!