「桔梗(キキョウ)」が開花しました。
野生の桔梗は今や絶滅が危惧される花のひとつです。
もともとの自生地である、草刈や火入れなど
適度に人為的管理された伝統的な草地(半自然草地という)が
減少しているからです。
野山で野生の桔梗を見かけたら、かなり感動します。
養命酒健康の森では森林整備の伐採によってできたオープンスペースに、
秋の七草である桔梗や女郎花(オミナエシ)、河原撫子(カワラナデシコ)
をはじめ、巴草(トモエソウ)や吾亦紅(ワレモコウ)、
釣鐘人参(ツリガネニンジン)などを植栽し、
さらに野紺菊(ノコンギク)や丘虎の尾(オカトラノオ)、竜胆(リンドウ)
など自生する様々な野草を刈り残すことで、
里山の原風景である野草が花咲く草地を育成しています。
これから順次、様々な野草が咲いて行きますので、お楽しみに。