残暑お見舞い申し上げます。
連日の猛暑が続いておりますが、こよみでは立秋を過ぎて
挨拶は「残暑」!?になりました。
さて、
今が盛りのこの花の名前は「コオニユリ(小鬼百合)」です。
植物の名前の頭に「コ(小)」が付くと、
その仲間には「コ(小)」が付かないものや、
「オオ(大)」が付くものがあります。
「コオニユリ(小鬼百合)」に対しては、
「オニユリ(鬼百合)」というのがあります。
「オニユリ」はよく庭先などに植えられています。
見分け方は、「オニユリ」は花がもっと大きくて、
葉の付け根にムカゴと呼ばれる黒色の球根が付くのでわかりやすいですよ。
また、「コオニユリ」は花が咲いたあと、実・種ができますが、
「オニユリ」には実・種ができず、ムカゴで繁殖します。
同じく今が盛りのこちらの花は、
「コバギボウシ(小葉擬宝珠)」です。
というわけで、同じ仲間には
「オオバギボウシ(大葉擬宝珠)」というのがあり、
そちらは「うるい」とか「うりっぱ」などと呼ばれて、
春先に展葉前の葉っぱを山菜として食べますよ。