木々の葉が散り落ちて、森の中もだいぶ見通しがよく
なってきました。
色彩的には、ちょっと物足りなくなってきましたが、
森の中を歩いていますと、時々鮮やかな色に出会う
ことができます。
今回は、そんな枯れ野の中で見つけた、色彩を紹介
してみたいと思います。
これは、「ツルリンドウ」の実です。
枯れ草に巻き付いた鮮やかな赤がよく目立ちます。
赤い実の中には、白くてスポンジ状の果肉と黒くて小さな種が入っています。
こちらは、「リンドウ」の花です。
既に何度も霜が降りて、朝はかなり冷えますが、
リンドウの花はまだ咲いています。
この時期のリンドウは、赤く紅葉した葉と青紫の花
の組み合わせが特にキレイです。
これは、「ムラサキシキブ」の実です。
森の中で、この様なハッキリした紫色はインパクトありますね。
そういえば数年前、テレビなどでよく源氏物語の
特集番組やっていましたよね。
晩秋の健康の森、注意深く眺めながら歩いてみたら、
普段気が付かないようなものに、出会えるかもしれません。