野菊の花と言えば、、、
花びらを引き千切りながら、
「スキ、キライ、スキ、キライ、、、、キライ」、「もう一回!、、」
なんて、やりませんでしたか?
野菊とは、山野に自生する、菊に似た花を付けるものの総称です。
今回は、こちらで見られる野菊の花の特集です。
まずは、「ノコンギク<野紺菊>」(撮影日:9月14日)です。
名前の「野紺菊」は、野山に咲く、紺色の菊の花の意味です。
花の色は、薄紫で、白に近いものから、やや色の濃いものまで様々です。
今、健康の森で最も良く見かける花です。
こちらは、「ユウガキク<柚香菊>」(撮影日:9月11日)です。
名前の「柚香菊」は、柚(ユズ)の香りがする菊の意味ですが、
実際にはあまり感じられません。
花の色は白で、花の付く茎が枝先で、四方八方に分かれるのが特徴です。
こちらは、「シロヨメナ<白嫁菜>」(撮影日:9月17日)です。
構内の道路沿いの林縁部や川沿いのやや日陰に多く咲いています。
葉の付け根で、茎がくの字に折れ曲がっているのが特徴です。
こちらは、「ゴマナ<胡麻菜>」(撮影日:8月31日)です。
葉っぱをちぎると、胡麻のような芳ばしい香りがします。
工場見学の玄関を出て、正面の川沿いに咲いていました。
こちらは、「シラヤマギク<白山菊>」(撮影日:9月6日)です。
どちらかというと、夏の花という感じです。
葉っぱの形が特徴的です。
以上、紹介した野菊の花を見分けるのは難しいですが、
一見同じ様に見える野菊の仲間が、実は結構種類が多いのだと
思って眺めていただけたらと思います。