養命酒健康の森、西側の奥まった所には、
春、水芭蕉が咲く池があります。
しかし、夏になると夏草が生い茂り、
また、周辺の森も暗く鬱そうとしていました。
去年までは、、、、。
しかし、今年、大きくリニューアルしました。
年明けから、周辺の森林を間伐整備し、池を拡張し、
間伐した丸太を使って橋を作り、新たな散策路を
開設しました。
弥生式復元住居の近くから、チップ舗装された
新しい散策路を歩いて行きます。
20m程歩くと、小川を渡ります。
すぐに、水芭蕉池の橋にたどり着きます。
この橋は、土台は、森林整備で伐り倒したカラマツの株を使い、
梁や桁は、同じく切り倒したカラマツの丸太を使っています。
また、橋板は、製材してもらったカラマツの板を使い、手すり
の杭はヒノキの間伐材です。
橋の板面は少し波打っていますので、足元に注意しながら
渡ってください。
立っているときはそれ程気にならなかったのですが、
橋桁にしてみると、そのカラマツは以外と曲がっていました。
森林整備で伐採した木を、何とか構内で利用したいとの思いから
作った木橋ですので、是非、自然素材の趣きをお楽しみください。
橋の上からは見下ろした池は、橋作製に関わった私たち
にとっても新鮮な景色になりました。
池の周りでは、シオカラトンボやムギワラトンボ、
オニヤンマが盛んに飛び交っています。
水中にはヤマアカガエルのオタマジャクシや、
稀にミズカマキリやゲンゴロウも見ることができます。
是非、記念館から少し足を延ばして、
水芭蕉池周辺の散策をお楽しみください。