以前、紹介しました虎刈りの草地は
今どうなっているのでしょうか?
刈り残された部分に寄ってみますと、
「カワラナデシコ」や、
「キキョウ」や、
「オミナエシ」が自然な感じで咲いておりました。
懐かしい里山の風景、秋の七草のような野草が咲く
自然な感じの草地を再現してみたいと考えています。
このような草地管理のポイントは、
1.見せたい花がその他の草より、少しだけ目立っている。
2.脇役の雑草を全否定しない。
3.適度な草刈で、競争をコントロールする。
4.こぼれた種からの、自立的な繁殖を促す。
5.虎刈りから、自然なモザイク模様へ移行する。
などです。
植生の適度なコントロールで、野草花が楽しめる、
自然な感じの景観を作り出したいと試行錯誤しています。