健康の森 BLOG

花情報 7月25日

2012.07.27 森林担当 やっしん



花情報をお知らせします。

記念館周辺の林内や、あちこちで咲き始めた、この
アジサイの様な、白い花は、
「ノリウツギ(ユキノシタ科)」(撮影日:7月23日)です。
ノリウツギ(7月23日)
和紙をすく時の糊として用いたから、ということですが、
確かに葉っぱをちぎると、ちょっと糸引く感じになりますよ。


「ヤマホトトギス(ユリ科)」です。
<山野草コース>(撮影日:7月23日)
ヤマホトトギス 7月23日


「ヤマユリ(ユリ科)」です。
<散策路沿いの林内など>(撮影日:7月23日)
ヤマユリ 7月23日
花が大き過ぎて、茎が倒れそうです。


これは、つる植物なのに、アジサイの仲間の
「イワガラミ(ユキノシタ科)」です。
<山野草コースの桜の木に着生>(撮影日:7月23日)
イワガラミ 7月23日
「イワガラミ」は装飾花のガク片が1個ですが、
同じ仲間の「ツルアジサイ」は装飾花のガク片が4個です。


「ネジバナ(ラン科)」です。
<カフェテラス西側の草地や駐車場の芝地など>(撮影日:7月23日)
ネジバナ 7月23日
ランの仲間なのに、以外と雑草扱いされて、草刈で刈られちゃたりする、
ちょっと可哀想な花です。もちろん私は、草刈の時、できるだけ残すように
努力しています。
花序のねじれ方は、一定ではなく左巻きと右巻きの両方があります。


「マツムシソウ(ユキノシタ科)」です。
<カフェテラス西側の草地>(撮影日:7月23日)
マツムシソウ 7月23日
2年草の植物の為、花が咲いた株はその年の秋に完全に
枯れて消滅してしまいますので、花の咲いている株を採って来て
植えても無駄です。増やすなら種からということになります。


「ダイコンソウ(バラ科)」です。
<縄文住居周辺の道路沿いなど>(撮影日:7月23日)
ダイコンソウ 7月23日
根生葉(根元に付いている葉っぱ)が大根の葉に似ているから
大根草です。
ダイコンソウの葉っぱ


「チダケサシ(ユキノシタ科)」です。
<散策路沿いの林内など>(撮影日:7月23日)
チダケサシ 7月23日
名前の由来は、食用になるキノコのチチタケをチダケと呼び、
これをチダケサシの茎に刺して持ち帰ってから、というのですが、
キノコ用のかごを忘れた人が命名したのでしょうか??

毎日、暑い日が続いていますがが、健康の森に遊びに来てください。

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