「糀甘酒ぶり大根」
材料
材料(2人分)
・ぶり 3切れ(250g)
・大根 1/2本(500g)
・生姜 3かけ(約30g)
A水 200ml
A糀甘酒 100ml
Aしょうゆ 大さじ2と1/2
お好みで白髪ねぎ(長ねぎの千切り)、青じそ(千切り) 各適量(ボウルに合わせて水にさらし、水けを切っておく)
作り方
1.大根は縦4つ割りにし、大きめの乱切りにする。耐熱の器にならべてふんわりラップをし、600Wのレンジで8分ほど加熱する。生姜は千切りにする。ぶりは3等分に切って霜降りにする。
ここがポイント!
霜降りという下ごしらえで、ぶりの臭みや汚れを取り除く。鍋に湯を沸かしてぶりをさっとゆで、冷水にとる。ボウルの中でぶりの表面を指でやさしく洗い、ペーパータオルで水けをとる。
2.鍋(18~20cmのサイズがおすすめ)に大根、ぶり、生姜の順に入れてAを加える。中火にかけて煮立ったらアクを取り、落としぶたをして弱めの中火で7分ほど煮る。
3.落としぶたを取り、中火でさらに5分ほど煮る。煮汁が少なくなってきたら鍋を持って大きくゆらし、ときどき煮汁をかけながら煮る(中身を混ぜないことでぶりの身を崩れにくくする)。器に盛り、お好みで白髪ねぎと青じそを添える。
喉をケアしたいとき…蜂蜜
蜂蜜は古くから喉を守るといわれる食材。Aの糀甘酒を80mlに減らし、Aに大さじ1/2ほど加える。
※蜂蜜は1歳未満の乳児には与えないでください
消化が気になる方に…酢
酢は消化を助け、血の巡りを促す働きがあるとされます。味わいもさっぱりと食べやすくなります。Aに小さじ2ほど加えます。
教えてくれた先生
齋藤 菜々子(さいとう ななこ)さん
料理家、国際中医薬膳師。一般企業勤務を経て、日本中医食養学会、日本中医学院にて中医学を学び、国際中医薬膳師の資格を取得。独立後は「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材を使った薬膳を、雑誌やWEBで提案している。著書に「基本調味料で作る体にいいスープ」「基本調味料で作る体にいい作りおき」「体にいい食材帳 心身整う12の食材とおいしいおかずのレシピ」(いずれも主婦と生活社)、「体にいい煮込みおかず」(ワン・パブリッシング)がある。