HOME > 健康レシピ > 【2020年4月号】 アサリとタケノコのサフランリゾット

アサリとタケノコのサフランリゾット

旬の食材が香る春色ディッシュ


東洋医学では春にバランスを崩しやすいといわれる「肝」にいい、旬の食材たっぷりのリゾットです。アサリは肝に血や栄養を与えるのに一役買い、タケノコはデトックス効果も期待できるといわれています。巡りをよくするのに役立つクレソンやサフランの香りとアサリのうまみをお楽しみください。



材料

 
材料(2人分)
アサリ(殻つき、砂出しして洗う) 200g
タケノコ(ゆでたもの) 50g
クレソン 1束
タマネギ 1/4個
ニンニク 1/2片
サフラン ひとつまみ
オリーブオイル 大さじ1と1/2
白ワイン 大さじ2
少々
こしょう 少々
1合


作り方


1.タケノコは根元をいちょう切りにして穂先は薄切り。クレソンは飾り用を少し残し、残りを長さ2cmに切り、タマネギ・ニンニクはみじん切りにする。
2.火にかけた 鍋にオリーブオイル(半量)を入れ、タケノコの両面に薄く焼き色をつけるまで焼いたら、アサリを入れ、白ワインを回しかける。
3.アサリの殻が開いたら、火からおろし、蒸し汁とアサリ、タケノコを分ける。蒸し汁に水を加え、2と1/2カップのスープにし、その中にサフランを入れる。
4.鍋に残りのオリーブオイル(半量)とニンニクを入れて熱し、香りが立ってきたらタマネギを炒め、しんなりしてきたら米を入れて透き通るまで2~3分炒める。
5.3.のスープを1/4ほど加え、沸騰したら火を弱め、時々混ぜながら煮る。汁気がなくなったら、スープをさらに3回ほどに分けて加えて煮る。3回目のスープを加える際、アサリとタケノコを鍋に戻し、刻んだクレソンを加える。アルデンテ(少し歯ごたえのある状態)に仕上がったら塩・こしょうで味をととのえる。
6.器に盛り、クレソンを飾る。




レシピ監修 神田 美紀

薬膳料理研究家・フードコーディネーター。
大学卒業後、外食企業での現場経験後、フードコーディネーターアシスタントを経て、独立。現在は書籍・雑誌・企業・web等へのレシピ提案・メニュー監修・フードスタイリングなど幅広く活動中。“薬膳でカラダ整えごはん”を提唱し、体質や季節に合った身近な食材を、楽しく料理して食べることで、心も身体も健やかに美しくいられるレシピを研究、提案している。
著書『血流を上げて体の不調を改善する薬膳スープ&ドリンク』(マガジンランド)グルマン世界料理本大賞 健康栄養部門準グランプリ受賞。
https://miki-kanda.com/