HOME > 健康レシピ > 【2019年12月号】 牡蠣(かき)とかぶのシンプルみぞれ鍋

牡蠣(かき)とかぶのシンプルみぞれ鍋


疲れて食欲が出ない時におすすめ!


具だくさんの鍋もいいですが、たまにはシンプルな材料で、おなかの中からポカポカしませんか?血を補うといわれる牡蠣は、体を内側から潤して乾燥を防ぐのに役立つとされています。かぶは胃を温めて消化に役立つといわれています。おろしたかぶのふんわり優しい味わいと、プリプリの牡蠣の食感をぜひお楽しみください。疲れがたまって、あまり食欲が出ない時にもおすすめです。



材料

 
材料 (2~3人分)
牡蠣むき身 160g
かぶ 2個
しょうが 1片
昆布かつおだし 3カップ
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
少々
片栗粉* 適宜
ゆず皮 少々

*牡蠣の下処理には牡蠣100gに対して、片栗粉大さじ1程度が目安


作り方


1.かぶは洗って実はすりおろし、葉と茎はざく切りにする。
2.しょうがをすりおろす。
3.牡蠣は全体に片栗粉をまぶし汚れをとったら、流水で洗い流しキッチンペーパーで余分な水気をふきとる。
4.鍋にだしを入れ、2.とみりん、しょうゆ、塩を加えて味を調えたら、かぶの茎と葉を入れて一煮立ちさせ、両面に片栗粉をまぶした牡蠣を加える。
5.牡蠣にあらかた火が通ったところで、すりおろしたかぶを加えてさらに一煮立ちさせ、仕上げにゆず皮の千切りを飾る(お好みで七味唐辛子などをふっても美味)。




レシピ監修 料理家 明子〈akiko〉

2009年より鳥海明子の名で東京を中心に料理教室や雑誌や書籍、WEBなどでのレシピ製作を開始。2015年から生まれ育った鳥取に帰り山根酒造場の「食と酒の実験室」室長兼賄い婦として活動。2018年冬からは「たべごと屋 日と月と」の屋号で料理家・明子〈akiko〉としての個人活動も本格的に再開。現在の主な関心ごとは、土地に根ざした食や人の魅力を掘り起こすこと。食 × 酒、酒粕などの発酵食 × エネルギーのある野菜の持つ可能性を探ること。鳥海明子名義の著書に、『ひとりごはんの薬膳レシピ』(誠文堂新光社)、『心とからだを元気にする養生の知恵、女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子著・邱紅梅(中医学監修)(マイナビ)、『ほろよい薬膳 体をほぐして温めるおつまみレシピ』(誠文堂新光社)など。