健康の森 BLOG

水芭蕉池のいきものたち

2020.09.25 森林担当 やっしん

春、たくさんのオタマジャクシで賑わった水芭蕉池ですが、

夏を過ぎてヒルムシロ、エンコウソウ、ヘラオモダカなど

水生植物が繁茂して、すっかり水中が見えなくなりました。

20200915_水芭蕉池整備前-2.JPG

そこで毎年恒例の、池の水は全部抜かないけど(どこかで聞いたような)、

水草を除去する整備をしました。

20200924_水芭蕉池整備後-2.JPG

熊手で水草をすくい上げると、様々な水生動物が引っかかりましたので、

紹介してみたいと思います。

こちらはヤンマ類のトンボの幼生いわゆる「ヤゴ」です。

20200916-1_ヤゴ(ヤンマ類).JPG

右から2番目は特に体が緑色なので、ギンヤンマでしょうか?

他にも小さなトンボのヤゴが多数いました。

こちらは「ミズカマキリ」です。

20200916-2_ミズカマキリ.JPG

真夏の炎天下に尾っぽを押さえて体を乾かしてあげると、

ぶーーんと飛んで行くのが面白くて、子供の頃よく遊びました。

これは「クロゲンゴロウ」かな?

20200916-3_クロゲンゴロウ.JPG

白い縁取りがあるゲンゴロウはまったく見ることがなくなって残念です。

若い「アカハライモリ」も引っかかりましたよ。

20200916-4_アカハライモリ(幼生).JPG

大人になると、お腹に赤いまだら模様がでるのが特徴です。

池の濁りが収まれば、橋の上からも観察できるようになりますよ。

楽しみですね。

次の記事へ

スタッフ紹介

  • カフェ担当のんたん
    食べることが大好き!!
    毎日スイーツに囲まれて
    幸せです。
  • 案内担当みっき~
    毎日自然に囲まれて
    いるせいでしょうか。
    ・・・のんびりやの私です。
  • 記念館担当ヨメ子
    森の小さな変化を探し
    ながら、四季を楽しんで
    いるナチュラル派の私です。
  • 森林担当やっしん
    美しい森づくりに
    情熱を注ぐ、
    森のエキスパートです。