春、たくさんのオタマジャクシで賑わった水芭蕉池ですが、
夏を過ぎてヒルムシロ、エンコウソウ、ヘラオモダカなど
水生植物が繁茂して、すっかり水中が見えなくなりました。
そこで毎年恒例の、池の水は全部抜かないけど(どこかで聞いたような)、
水草を除去する整備をしました。
熊手で水草をすくい上げると、様々な水生動物が引っかかりましたので、
紹介してみたいと思います。
こちらはヤンマ類のトンボの幼生いわゆる「ヤゴ」です。
右から2番目は特に体が緑色なので、ギンヤンマでしょうか?
他にも小さなトンボのヤゴが多数いました。
こちらは「ミズカマキリ」です。
真夏の炎天下に尾っぽを押さえて体を乾かしてあげると、
ぶーーんと飛んで行くのが面白くて、子供の頃よく遊びました。
これは「クロゲンゴロウ」かな?
白い縁取りがあるゲンゴロウはまったく見ることがなくなって残念です。
若い「アカハライモリ」も引っかかりましたよ。
大人になると、お腹に赤いまだら模様がでるのが特徴です。
池の濁りが収まれば、橋の上からも観察できるようになりますよ。
楽しみですね。