健康の森 BLOG

森の虫たち

2020.09.07 森林担当 やっしん

コロナ禍に関係なく、森の時間は静かに流れ、

森の虫たちの営みもいつもと変わりません。

今回は、長かった梅雨、そして暑かった暑中から残暑の頃、

森で撮影した虫たちの様子を紹介します。

ノダケ(セリ科)で蜜を吸うキアゲハ(アゲハチョウ科)

(9月2日撮影)

20200902-01_ノダケとキアゲハ.JPG

幼虫はセリ科植物が大好物で丸坊主になるまで葉っぱを食べ尽します。

ノリウツギ(アジサイ科)で蜜を吸うイチモンジチョウ(タテハチョウ科)

(9月2日撮影) 

20200902-12_イチモンジチョウ.JPG

マツムシソウ(スイカズラ科)で蜜を吸うコヒョウモン(タテハチョウ科)

(7月20日撮影) 

20200720_マツムシソウとコヒョウモン(タテハチョウ科).JPG

水芭蕉池のオオシオカラトンボ(トンボ科)のペア

(8月3日撮影) 

20200803_オオシオカラトンボのペアー3.JPG

卵を産む雌(写真下の黄色の個体、別名:ムギワラトンボ)を

上空の雄(写真上の灰色の個体)が他の雄から雌を守るため警戒しています。

コナラの皮をかじるシロスジカミキリ(カミキリ科フトカミキリ亜科)

(8月3日撮影) 

20200803-1_シロスジカミキリー1.JPG

幼虫はコナラの材を激しく食害し、

立枯れたりや倒伏を引き起こす害虫です。

この様な虫たちの営みを観察できる日が、早く来ることを願っています。

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スタッフ紹介

  • カフェ担当のんたん
    食べることが大好き!!
    毎日スイーツに囲まれて
    幸せです。
  • 案内担当みっき~
    毎日自然に囲まれて
    いるせいでしょうか。
    ・・・のんびりやの私です。
  • 記念館担当ヨメ子
    森の小さな変化を探し
    ながら、四季を楽しんで
    いるナチュラル派の私です。
  • 森林担当やっしん
    美しい森づくりに
    情熱を注ぐ、
    森のエキスパートです。