コロナ禍に関係なく、森の時間は静かに流れ、
森の虫たちの営みもいつもと変わりません。
今回は、長かった梅雨、そして暑かった暑中から残暑の頃、
森で撮影した虫たちの様子を紹介します。
ノダケ(セリ科)で蜜を吸うキアゲハ(アゲハチョウ科)
(9月2日撮影)
幼虫はセリ科植物が大好物で丸坊主になるまで葉っぱを食べ尽します。
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ノリウツギ(アジサイ科)で蜜を吸うイチモンジチョウ(タテハチョウ科)
(9月2日撮影)
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マツムシソウ(スイカズラ科)で蜜を吸うコヒョウモン(タテハチョウ科)
(7月20日撮影)
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水芭蕉池のオオシオカラトンボ(トンボ科)のペア
(8月3日撮影)
卵を産む雌(写真下の黄色の個体、別名:ムギワラトンボ)を
上空の雄(写真上の灰色の個体)が他の雄から雌を守るため警戒しています。
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コナラの皮をかじるシロスジカミキリ(カミキリ科フトカミキリ亜科)
(8月3日撮影)
幼虫はコナラの材を激しく食害し、
立枯れたりや倒伏を引き起こす害虫です。
この様な虫たちの営みを観察できる日が、早く来ることを願っています。