健康の森では、里山の原風景「盆花を切り花した草原」を
イメージした草地を育てています。
代表的な花は、秋の七草のうちの3種です。
紫色はキキョウ(桔梗)です。
桔梗の花が明智光秀の家紋に使われていることは、
ご存知の方も多いでしょう。
野生では絶滅危惧種になっています。
黄色はオミナエシ(女郎花)です。
「女郎(じょろう)」というと、現在ではあまり良い意味で使われませんが、
本来は貴族の夫人や令嬢をさす言葉だったそうですよ。
ピンク色はカワラナデシコ(河原撫子)です。
他にもマツムシソウやワレモコウ、ツリガネニンジンなどが咲きますよ。
いずれも、夏の草原を彩る花たちですが、
野山で自生する姿を見かけることは珍しくなっています。
のんびり眺めていたらほっとするような、
野草花の景色を作れたら良いと思いっています。