健康の森 BLOG

ハーブの庭だより㉑

2019.11.18 森林担当 やっしん

朝夕はとても寒く霜も降ります。冬至に向かって日没が早い気がしますね。

秋が深まると、野菜やハーブも概ね育つものが少なくなってきます。

宿根草(しゅっこんそう)類も概ね地上部を枯らして、根だけで越

冬する準備に入ります。園内で地上部が元気な植物も段々少なくな

ってきました。

そんな中、種から育てたチコリは寒さにあたり、赤味を増しています。

青い花が来春咲きます。葉はサラダ、根は乾燥焙煎してコーヒー(本

当にカフェインレスでコーヒー風な味がします!)、花は染料として

使われてきました。

チコリ1.jpg

その他、種から育てた色々な種類のケールも鮮やかに冬の花畑を彩り

始めました。耐寒性の高いリーフ野菜や葉ボタンなど、花壇の彩りが

少ない冬には貴重ですね。ただ、養命酒ハーブの庭は標高700mに近

い寒冷地なので、厳冬期まで葉の茂る姿が維持できるか、ちょっとわ

かりません。栄養たっぷりな葉は青汁だけでなくサラダや炒め物など

最近様々なレシピがありますよね。チコリもケールも「苦み」を料理

のアクセントとして上手に活用することがポイントみたいです。

ロシアンケール1.jpg

リーフブロッコリー1.jpg

イタリアンケール緑1.jpg

イタリアンケール赤1.jpg

来月は12月。切り戻しやマルチング作業を始めて冬に備えましょう!

チコリ キク科 Cichorium intybus

ロシアンケール アブラナ科 Brassica napus pabularia 'Red Russian'

トスカーノ アブラナ科 Brassica oleracea acephala 'Toscano'

スターボー(緑) アブラナ科 Brassica oleracea var. acephala 'Starbor'

レッドボー(赤) アブラナ科 Brassica oleracea var. acephala 'Redbor'

スタッフ紹介

  • カフェ担当のんたん
    食べることが大好き!!
    毎日スイーツに囲まれて
    幸せです。
  • 案内担当みっき~
    毎日自然に囲まれて
    いるせいでしょうか。
    ・・・のんびりやの私です。
  • 記念館担当ヨメ子
    森の小さな変化を探し
    ながら、四季を楽しんで
    いるナチュラル派の私です。
  • 森林担当やっしん
    美しい森づくりに
    情熱を注ぐ、
    森のエキスパートです。