朝夕はとても寒く霜も降ります。冬至に向かって日没が早い気がしますね。
秋が深まると、野菜やハーブも概ね育つものが少なくなってきます。
宿根草(しゅっこんそう)類も概ね地上部を枯らして、根だけで越
冬する準備に入ります。園内で地上部が元気な植物も段々少なくな
ってきました。
そんな中、種から育てたチコリは寒さにあたり、赤味を増しています。
青い花が来春咲きます。葉はサラダ、根は乾燥焙煎してコーヒー(本
当にカフェインレスでコーヒー風な味がします!)、花は染料として
使われてきました。
その他、種から育てた色々な種類のケールも鮮やかに冬の花畑を彩り
始めました。耐寒性の高いリーフ野菜や葉ボタンなど、花壇の彩りが
少ない冬には貴重ですね。ただ、養命酒ハーブの庭は標高700mに近
い寒冷地なので、厳冬期まで葉の茂る姿が維持できるか、ちょっとわ
かりません。栄養たっぷりな葉は青汁だけでなくサラダや炒め物など
最近様々なレシピがありますよね。チコリもケールも「苦み」を料理
のアクセントとして上手に活用することがポイントみたいです。
来月は12月。切り戻しやマルチング作業を始めて冬に備えましょう!
チコリ キク科 Cichorium intybus
ロシアンケール アブラナ科 Brassica napus pabularia 'Red Russian'
トスカーノ アブラナ科 Brassica oleracea acephala 'Toscano'
スターボー(緑) アブラナ科 Brassica oleracea var. acephala 'Starbor'
レッドボー(赤) アブラナ科 Brassica oleracea var. acephala 'Redbor'