梅雨入りして森の緑も深く濃くなりました。
この時期、森の木に咲く花は白系のものが多い気がします。
猫が好きなマタタビ(つる植物)は、地味な花に虫を呼ぶために
この時期、葉を白色に変色させます。
白色は花粉を運ぶ虫たちからよく見える色なのかもしれませんね。
それでは、この時期、健康の森で見られる白い花を紹介します。
エゴノキ(野茉莉)<エゴノキ科>
実(み)には毒があり、すり潰して川に流して魚を獲った
という話を聞きました。
コゴメウツギ(小米空木)<バラ科>
バラ科なのに、名前にウツギが付くのは、
花が白くて、遠くから見て時、「ウツギ(空木)」に似ていたから、、、。
ガマズミ(莢蒾)<レンプクソウ科>
花が終わるころ、毎年、葉っぱは虫に食われて穴だらけになります。
サワフタギ(沢蓋木)<ハイノキ科>
名前は、沢筋に生えて沢にフタをするほど
横に広がって繁茂することからだが、林内にも生えます。
ヤブデマリ(藪手毬)<レンプクソウ科>
樋ケ沢の滝の脇で白い花を付けるが、白く見えるのは装飾花です。
ウツギ(空木)<アジサイ科>
「ウノハナ」とも言われる。
「空木(うつぎ)」の名の通り、茎の中は中空です。
小雨の中、傘を差しながらのんびり森を歩くのも楽しいですよ。