健康の森 BLOG

西洋vs日本!?

2019.05.21 森林担当 やっしん

タンポポには「セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)」と

日本在来のものがあることは、よく知られていますが、

見分けるのはとても簡単です。

セイヨウタンポポは、花の下の部分、総苞片(そうほうへん)が

反り返っています。

20190520_02.JPG

それに対して日本の在来種は、この総苞片が反り返っていません。

20190520_01.JPG

ここでは、「シナノタンポポ(信濃蒲公英)」という種類です。

セイヨウはほぼ一年中花を咲かせて、しかも、受粉することなく

種子をつくるので造成地や荒れ地などでもどんどん増えます。

シナノは春にしか咲きませんので、見つけるとなんだかうれしくなります。

構内の草刈作業では、刈払い機を操作しながら判別して、

できるだけ在来種のシナノタンポポを刈り残すようにしています。

20190520_03.JPG

草刈後に刈り残されているタンポポを見かけたら、

ほぼシナノタンポポのはず!?です。

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