今年もまた森林整備の季節がやって参りました。
山仕事大好きな私の血が騒ぎます、、、。
冬は山仕事にはもってこいの季節です。
なぜって、夏はちょっと動くだけで汗だく、葉っぱが生い茂って
見通しが悪いし、スズメバチも怖い、活動期の木の皮は剥けやすくて
残したい木に傷が付き易い、等々。
そんな訳で、構内森林の整備も10年目を迎えました。
昨年までに構内森林の約半分の範囲で、計画的なアカマツの伐採
作業がほぼ完了して、お客様に開放している散策路周辺では、
伐採から次世代の森林への育成段階へと進んでいます。
しかし、今だ構内森林面積の約半分が手付かずです。
今シーズンは、瓶詰・包装棟の北側林地で、ひっそり!?やります。
決して、木を伐り倒す事に生きがいを感じている訳ではなく、
アカマツを伐採して明るくなった森に、自然に生えてくる木々を
選んで育てることが楽しいのです。
今回のエリアは、アカマツとヒノキが混生していて、下層には
カエデの仲間の「コミネカエデ」や「ヒトツバカエデ」が比較的
多く生えており、また針葉樹の「イチイ」の実生幼木も点在しています。
これらの育成木をなるべく傷付けないようにすることが大切です。