今回は、水芭蕉池の周りの湿地に生える野草です。
「エンビセンノウ(燕尾仙翁)」(ナデシコ科)です。
非常に希少な植物で、
レッドデータブックの絶滅危惧種にも指定されています。
ここで働いて10年目になりますが、初めて見ました。
植えた訳でもないのに、ある年、突然現われる植物があるのは
とても不思議で驚きます。
この森の潜在力を感じます。
「ツリフネソウ(釣船草)」(ツリフネソウ科)です。
花の形が、帆掛け船を吊り下げたような形をしているから。
「コウホネ(川骨)」(スイレン科)です。
根茎は、川骨(センコツ)といって日本薬局方にも収録された生薬です。
こちら、先日も登場した「ヌマトラノオ(沼虎の尾)」です。
オカトラノオよりも花期が遅く、8月頃に咲きます。