森の中を歩いていますと、
赤いテープの付いた木をたくさん見かけます。
これは、今回の森林整備でアカマツを伐採する前に、
この森の将来を担う育成木として印を付けたものです。
四季を彩る美しい広葉樹の森に変えたいという計画でしたので、
カンバ類のミズメやウダイカンバ、
サクラ類のカスミザクラ、
カエデ類のコハウチワカエデやマルバカエデ、
クロモジの仲間のダンコウバイ、
その他、出現本数が少ない樹種に印を付けました。
伐採作業で、潰れてしまったものもありますが、
十分に残すことができました。
春は芽吹きと山桜、秋は紅葉が楽しめる美しい里山の森は、
一歩一歩確実にできつつあります。
身近な森として、その成長を一緒に見守って頂けたら幸いです。