昼休み、ブログのネタを求めて森の中を歩いていると
野生のランの仲間を見つけました。
種類はどうやら「オオヤマサギソウ(大山鷺草)」のようです。
野生のランを見つけて喜ぶのは、
私のような山野草好きか蘭マニアくらいかもしれませんが、
野生のランのほとんどが、希少種、貴重種、絶滅危惧種のいずれかであり、
実は、もっと深い意味があると思っています。
そもそも、ここ「健康の森」の森は2008年から森林整備を始めるまでは、
自然保護・禁伐の方針で、木が混み合った林内は暗く、
この周辺にいくらでもある手入れ不足のアカマツ林と同じ状態でした。
「薬用養命酒の製造環境は適切な整備による健全な森林の育成が相応しい」
という方針の下に始まった森林整備によって、林内は明るくなり、
広葉樹や山野草が増え、癒しを感じられる美しい森に変わって来たと思います。
野生のランを見かけるようになったことは、植物の多様性が上がり、
森が良い方向へ変わりつつある象徴でもあると思っています。