つい先日、”自然な樹形が美しい”と言って紹介した
正門の外にあるケヤキですが、
実は、ちょっと大きくなりすぎて、道路に枝がはみ出しています。
公道の上ですから、枯れ枝の落下等、交通安全上の対処をしなければなりません。
というわけで、今回は樹木管理の専門会社に剪定をお願いしました。
専用のロープで木に登って、頭の部分から伐り始めました。
道路上にはみ出している枝を伐って、樹形全体を2/3ぐらいに縮小し、
全体が敷地内に納まるように依頼しました。
ロープをうまく使って、かなり枝先まで伝っていきます。
作業者は2名でしたが、1日めでほぼ形が出来上がりました。
2日めは、こちらの要望で、少し形を整えてもらって完成しました。
さすがに専門家、作業が早くて仕上がりも美しいです。
私も勉強になりました。
伐り詰めた輪郭線がほぼ円形で、先端に細い枝がちゃんと残してあるのが
特徴です。一気に小枝の無い所まで伐り詰めてしまうと、構内のケヤキの様に、
翌年、枝葉が一気に出てオバケ状態になってしまいます。
(2013年7月8日「どうしちゃったの、ケヤキ??」をご覧ください。)
ちょうど、お客様がお帰りになる際、正門の辺りで良く見えるケヤキですので、
今後もシンボルツリーの一つとして、きれいに維持管理していきたいと思っています。